今回からいきなり応用編に入ります。(汗)
と言ってもやってることは超セコイのですが・・・

Japanino (Arduino)について、私的な結論を言ってしまうと、
Arduinoがどういう理屈でどう動いているか?なんてことをあんまり勉強しちゃダメなんだと思います。
下手に中身の理屈を勉強するのに時間や労力を費やしてしまうと、結局LEDピコピコで満足(飽きる)してしまうのが落ちです。

中身を見てしまうと非常にチープで、何の可能性も見出せない単なるゴミです。
高い処理料金を支払ってゴミ処理してもらっている古いパソコンの方が数百万倍高性能なのです。

キャンパスにスケッチするという発想通り、Arduinoがなんであるのかは知る必要はありません。
ある程度面白そうな部品は、超マニアックな方が色々と用意してくれています。
一般の方はエンドユーザーに徹するというのが正しい使い方だと思います。

まーどちらのサイドに身を置くかがターニングポイントかもしれませんが・・・

しかし、どっちにしてもゴミはゴミです。
これといって人類に有益な結果は何ももたらしません。
環境破壊を促進するだけであることは間違いありません。

ただ、人生は長いようで短く、短いようで長いのです。
その限られた時間の人生の内、ほとんどは単なる暇つぶしであるとも言えます。

「いやそんなことはない、俺は真面目に頑張って充実した毎日を送っているぞ」
と思っている方もいるかもしれませんが、残念ながら、それはおそらく錯覚です。
真剣に真面目にという発想は生物的に無意味だからです。
そこからもたらされるのは「生き急ぎ」としての結果のみです。

人生は、結果ではなく大いに楽しまないとダメなのです。
それが本当の意味で真面目に暮らすことだと思います。
もちろんそのためには生き抜く必要がありますが・・・

そういう意味で、暇つぶし対象としてArduinoは有益なオモチャです。
深く掘り下げることなく、トッピングで発想して遊ぶための道具です。
フィジカル・コンピューティングなんて言われますが、機械屋の発想に近いオモチャかもしれません。

例えば、演劇や映画、音楽に絵画といったアート系は、人が生きて行く上でこれっぽちも役に立ちませんが、ある程度は必要枠として容認されています。
そういった枠にいかに入り込めるかが無駄か無駄でないのかの分岐点なわけです。

という能書きはこの辺にして、応用編第一弾は「Samurai gunman」です。

イメージ 1

一応セキュリティシステムなのです。
Japaninoに手を伸ばそうとするとSamurai gunmanに狙いをつけられます。(笑)

動作はこんな感じです。


構造はいたって簡単で、アナログ入力ポートにCDS(光センサー)を取り付けて、その輝度を測定してサーボをコントロールしているだけです。
と言ってしまえば身も蓋もないのですが、ここでのポイントはサーボの上に乗せられたサムライです。

このサムライをポンと乗せただけで物語が生まれるのです。
実はここが一番大事なところだと思います。

単に光センサーでサーボをコントロールしても何の面白みもありませんが、それを何かの流れの中に置くことで物語が生まれて楽しさが生まれるのだと思います。
決して高度な電子回路やプログラムを自慢するツールじゃーないと思います。
だって所詮チープですからね。(笑)

それとアナログとデジタルの連動というのは面白いです。
アバウトさをプログラムしてコントロールするという感覚はパソコンだけではピンと来ません。
アナログもデジタルも簡単に扱えるArduinoならでの楽しさだと思います。

プログラムはだった12行です。
#include <Servo.h>
int i,t;
Servo servo1 ;
void setup(){
  //Serial.begin(9600); //アナログ値モニター用(通常は要らない)
  servo1.attach(9);
}
void loop(){
  t = analogRead(1); // ANALOG1から読み込む
  //Serial.println(t, DEC); //アナログ値モニター用(通常は要らない)
  i=45+t/9;
  servo1.write(i) ;
  delay(5);
}
これでジャパニーノのセキュリティシステムはバッチリです。(笑)