仕事が忙しい時ほどアホな発想が急に閃くもので、
今日は無性にエアーエンジンを回したくなりました。

エアーエンジンは圧搾空気を利用して動くエンジンで、燃料を必要としません。
もちろん燃料による爆発もありませんので比較的静で夜中でも部屋の中で運転を楽しめます。
まー蒸気エンジンによく似たものです。

しかしエアーエンジンもバカにしたものじゃありません。
ちゃんと実用的に自動車やバイクが走ります。

しかもプリウスなんて足元にも及ばないほど完璧にクリーンです。
だって燃料は空気だけですから・・・

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Air Car by Guy Negre on The Science Channel
http://www.youtube.com/watch?v=jgwfpIOOb-c


自作してみたい方、コンプレッサーを改造すると割とまともなエアーエンジンが作れるようです。
まー逆のことをすればいいんですからね。
ペルティエ素子のゼーベック効果のような可逆性ってことですかね。違う?・・・

エアーエンジンってよくよく考えてみるとゼンマイと同じようなものですね。
つまりゼンマイを巻く代わりにエアータンクに空気を押し込めて、それを少しづつ開放しながらエンジンを回すわけです。

何の力を使って最初に空気をタンクに押し込むかは色々と考えられると思います。
暇な人は人力でもいいんじゃないでしょうか。

原始的っぽいですが、侮ってはいけません。
効率性からすると、ひょっとしてリチウムより良いかもしれません。
もし空気の漏れが無ければ、入れた空気エネルギーのほとんどは取り出せます。
位置エネルギーの次に効率がいいんじゃないでしょうか?

バッテリーではそうはいかなと思います。
エネルギーを入れる時も出す時も、モーターで動力に変換する時も相当なロスがありますからね。

リチウムのようなレアメタルの取り合いで、結局資源が枯渇すればそれまでよ、なんて石油と同じようなことにもなりません。「EVは環境に優しくて夢の理想的な車」なんてイメージを持っている方は、メディアの有り難いお客さんだと思います。(笑)

ただ問題はタンクですね。
映画スチームボーイに登場するような究極の圧縮タンクが作れれば実用性は高まるかもしれません。


まーそんな夢の話は置いといて、もっと幼稚でアホなことをして遊んでいました。
エアーコンプレッサーでエアーエンジンを回す、全くもって無駄な遊びです。

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エアーコンプレッサーはタミヤの年代もの「SPRAY-WORK」です。
昔プラモにハマっている時は夢の道具でしたからねー
高いけど無理して買ったものです。

極細のエアースプレーで機体の迷彩色なんかを丁寧に塗ったものです。
刷毛では出せないあのタッチにシビレました。

今回はそれをACアダプターで回して、その圧搾空気でエアーエンジンを回して遊んでいます。
無駄だらけのアホな遊びですが、これが楽しい。

だったら最初っからモーターでも回して遊んだらいいんじゃないかと思われますが、違うんです。
やっぱエンジンの吸気と排気の連続運動とその音がたまらんのです。
コンプレッサーの音の方がはるかに大きいですが・・・

まー分からんでしょうね。フフフフ
おバカな遊びは楽しいのです。