ラジオは好きです。
何より受信機さえ持っていれば全てのコンテンツは無料で聞くことができます。
ここが気に入っています。

もちろん資本主義社会の中で無料のシステムはあり得ません。
どこかでうまく資金が回っているからこそ資金循環のシステムが破堤することなく働き続けることが出来るのです。

ラジオは無料に聴けますが、視聴者はコマーシャルを聞くという作業をするだけでOKなのです。
もちろん民放テレビも同じ仕組みです。

インターネットも本来の姿はそんな仕組みのはずですが、どうも小さな仕組みを仕掛けるものが多く、理想とは程遠い状況です。
まずはゲートのプロバイダーなんて関所は取り払うべきでしょうね。

資金をより大きく回すことは社会全体の安定性からも重要なのです。
優れた社会システムはそういう大きな循環機能を持っています。

物を作って販売して資金をすぐに回収する、という単純で小さな仕組みでは社会全体の資金還流には至らないのです。
税の仕組みはそれを補完する意味もあります。
社会の資金循環を助けているはずです。
本来ならね・・・

といった話は置いといて、今日はもっと身近でリアルな仕組みの話題です。

これかなりかなり前に100円ショップで買ったラジオです。

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どう考えても日本の常識では100円でこんなラジオは作れませんが、
国の力関係で外国では作れてしまうのです。

合わせて買った100円の小さなイヤフォン用のスピーカーとの相性はピッタリです。
アンプなしでそこそこの音量で聞くことが出来ます。

最近はiPodのような携帯用音楽ツールが流行っていますが、あの手のツールはいくら高機能になってもリアルな今の情報はしゃべってくれません。
もちろんラジオ機能が付いていたり、ネットに接続していれば別ですが、バカほどコストがかかります。

この小さなラジオは、部品を目で追えるぐらいの単純な回路ですが、半永久的に情報を伝達し続ける機能を持っているのです。
必要とする電気コストもちょっぴりです。

小さなマブチモーターも回せなくなった電池でも、しばらく十分ラジオを聞くことが出来るのです。
そういう意味でも非常にスマートな仕組みなのです。

まーそういうことで調子に乗ってこれと同じものを5つも買っていました。(汗)
部品の活用をもくろんだのですが、未だ手付かずで無駄な出費でした。

しかし、これはよく出来ています。
見れば見るほどその機能美に惚れ込みます。

回路を眺めつつ「この部品のどいつがしゃべってるんだ」と不思議に思っているところです。

わからん・・・

以前作った究極に単純な「紙ラジオ」の記事は下記に置いています。

これ以上単純な回路は考えられないという究極のラジオです。
嘘のような本当の話です。