まだ通常のペースが戻ってきません。
このまま週末に突入して、また三連休で正月モードに逆戻り・・・
バタバタしていると1月がすぐに終わってしまいそうな気がしてきました。


週中はこれといった工作活動も出来ないので、ひっそりと妄想しています。
最近のシステム屋業界のキャッチワードは「仮想化」と「クラウド」となっています。

地球温暖化に乗じた新ビジネスが盛ですが、その波はITの世界にも浸透してきており「グリーンIT」なんて言葉まで作って必死なようです。
何がグリーンなのかアホっぽい気もしますが、そうでもしないと仕事がないようです。

「仮想化」とは一つのマシーン上で異なるOSやシステムを動かすことで、何も新しい技術ではありません。
ご家庭のパソコンでもそうですが、システムモニターでCPUの稼働率などを見ると、ずっと100%は使っていないと思います。
その余剰をうまく利用して効率的に使うというのが仮想化の狙いです。
もちろんビジネスとしてはサーバ群を対象としています。

「クラウド」とは字のとおり「雲」のことでネットワークを意味しています。
クラウドは、それら仮想化されたリソースをネットを通じて切り売りするようなサービスです。
クライアントから見れば従来のホスティングサービスとあまり変りません。

もちろん背景には高速なネットワークのインフラが出来つつあるということと、増え過ぎたサーバー群をなんとかしたいということがあります。

今後はネットワーク全体での仮想化が更に進んでくるでしょうね。
そうなると自宅パソコンだって空き地の一部として売れる時代がくるかもしれません。


「ちょっとシステムを置く場所が足りないんだけど、スペース貸してくれる?」
「いいよー、じゃー駐車利用金は一時間500円ね。」

「ちょっと待って、CPU何?」
「えーーとCeleronですが、何か?」
「・・・いらんわ」

なんてね。


仮想化は個人でも簡単にお試し出来ます。
「VMware Player」なんかは無料で使えるのでお手軽です。


もちろん仮想化したらマルチOSを体験しないと意味がありませんので、簡単にはLinuxの「Ubuntu」がおススメです。こちらも無料で利用できます。

Ubuntu Japanese Team
http://www.ubuntulinux.jp/

これでWindowsの窓の一つとしてLinuxが使えるようになります。

Ubuntu(ウブントゥ)はアフリカの単語で「他者への思いやり」や「皆があっての私」といった意味だそうです。
思わずチャーリー浜のギャグ「君達がいて、僕がいる」を思い出してしまいました。
「ウブントゥ浜」というディストリビューション名もアリかも知れません。

イメージ 1

UbuntuはWindowsと同じようなインターフェースなので、全くの初心者でもすぐに使えると思います。
WordやExcelもOpenOffice.org版も添付されているし、ブラウザもFirefox3.0が付いているので普通に使うパソコンとしては十分な機能が備わっていると思います。
GyaO!は観れませんが・・・

ただ、あまりにもWindowsライクなので仮想化してまで使う必要があるのかは疑問です。
OSレスの中古パソコンなんかを買った場合にはいいかもしれませんね。

仮想化って遅いイメージがありますが、VMware Playerを使ってUbuntuを動かしている限りではさほど体感的な差は感じません。Windows自体かなり重いですからね。

Windows7でXPモードを使うのであれば、VMware Playerの上でXPを走らせる方が優れているとアナウンスもされています。うちにはないので分かりませんが・・・

まっそんなことをして暇潰しをしていました。

しかし、チャーリー浜のギャグはなかなか深い言葉じゃあ~りませんか。