事の発端はブルトラちゃんの「サイクロン式エアークリーナー」のお勉強が始まりでした。
大体もって私の乏しい知識では、エンジンに何故マフラーが必要なのか?ということすら理解していません。
「マフラーがなければ冬は寒しい・・・」ってそのマフラーじゃないのですが・・・
おぼろげに想像するエンジンのイメージは、吸気と排気の間の機械ということです。
内燃機関のエンジンは吸気側から空気と燃料を吸い込み、エンジンで爆発、それを排気します。
その爆発力を回転運動に変える機械がエンジンです。
内燃機関のエンジンは吸気側から空気と燃料を吸い込み、エンジンで爆発、それを排気します。
その爆発力を回転運動に変える機械がエンジンです。
逆に言うとエンジンで爆発が起こるからそこ排気が発生して、その負圧で吸気が促されるともいえます。
まー4サイクルエンジンは「吸気、圧縮、爆発、排気」と言われているので間に圧縮があるんですが、単純には吸気と排気の繰り返しです。
まー4サイクルエンジンは「吸気、圧縮、爆発、排気」と言われているので間に圧縮があるんですが、単純には吸気と排気の繰り返しです。
つまりどれだけ多くの空気を吸気側から排気側に素早く流せるかによってエンジンの性能とパワーが決まります。
そう考えるとエンジンなんて風車と一緒に見えてきます。
そう考えるとエンジンなんて風車と一緒に見えてきます。
その一回のサイクルに流れる空気の量が簡単には排気量ということになります。
もちろん爆発の後の排気は吸気の量より膨張していますが・・・
もちろん爆発の後の排気は吸気の量より膨張していますが・・・
バニーちゃんの場合は、一回の呼吸の肺活量は49ccとちょっぴりです。
大きなバケツの水をちっちゃなコップで汲んでいるようなものです。
大きなバケツの水をちっちゃなコップで汲んでいるようなものです。
もちろんそのコップを大きくすれば作業効率はよくなります。
一般的にボアアップとか言うようですが、これって違法ぽいですよね。
あるいはハイコンプ(高圧縮化)とかもあるようですが、工作には相当な技術も要りますしお金だって必要です。
一般的にボアアップとか言うようですが、これって違法ぽいですよね。
あるいはハイコンプ(高圧縮化)とかもあるようですが、工作には相当な技術も要りますしお金だって必要です。
ここでポイントは一杯のコップでどれだけの水を汲めるかということです。
つまり容器はそのままで出来るだけ押し込めたら運べる水の量は増えるわけです。
これが一般的に言うターボ機能(過給機)です。
つまり容器はそのままで出来るだけ押し込めたら運べる水の量は増えるわけです。
これが一般的に言うターボ機能(過給機)です。
過給機にも色々な方法があるようですが、排気タービン式のターボとか機械式のスーパーチャージャーとかが一般的です。
もちろんそんなものをアドオンするとなると相当なコストがかかるので検討の余地は全くないのですが、何か他にいい方法がないものか・・・
もちろんそんなものをアドオンするとなると相当なコストがかかるので検討の余地は全くないのですが、何か他にいい方法がないものか・・・
で、閃いたのがラジコンのEDFです。
キャブのエアーフィルターの上にパイプを被せて、EDFを送風機代りに装着すれば多少なりとも過給出来るんじゃない?と思うのです。
キャブのエアーフィルターの上にパイプを被せて、EDFを送風機代りに装着すれば多少なりとも過給出来るんじゃない?と思うのです。

最近のEDFは凄いですからねー、相当なパワーを持っています。
しかもこの方法だとバニーちゃん本体に何の工作も必要ありません。
必要な時に被せるだけです。カポ♪(イヤラシイ)
工作の技術ベースもラジコン制作の延長線で作れそうなので私にも出来そうです。
ただ残念なことにブラシレスの電動メカは持っているのですが、EDFユニットは持っていないのです。
我が家にあるのは通常ペラ用ブラシレスモーターと3セルのリポと10Aのアンプのみです。(非力)
ただ残念なことにブラシレスの電動メカは持っているのですが、EDFユニットは持っていないのです。
我が家にあるのは通常ペラ用ブラシレスモーターと3セルのリポと10Aのアンプのみです。(非力)
もちろんこんな簡単なポン付工作で高速回転域の加給効果は到底望めません。
ただ私が求めているはスピードじゃなくて坂道の登坂力です。
ただ私が求めているはスピードじゃなくて坂道の登坂力です。
つまり超低速域でもう少しだけトルクがほしいのです。
そういう目的であれば実験してみる価値はあるんじゃないかと思うのです。
そういう目的であれば実験してみる価値はあるんじゃないかと思うのです。
例えば・・・
「おーっとー、目の前に危険な坂道を発見!」
「周辺に迂回路なし、どうする?・・・」
「突っ込むか?、降りて手押しするか?・・・」
「こんな時のためにスーパーチャージャーがあるのだ!」
「ラジャー! ではスイッチ、オン!」
「キュィ~~~~~~ン」
「過給OK! 突っ込めー トラトラトラ」
「パン♪パン♪パン♪パン♪」
「周辺に迂回路なし、どうする?・・・」
「突っ込むか?、降りて手押しするか?・・・」
「こんな時のためにスーパーチャージャーがあるのだ!」
「ラジャー! ではスイッチ、オン!」
「キュィ~~~~~~ン」
「過給OK! 突っ込めー トラトラトラ」
「パン♪パン♪パン♪パン♪」
といったシチュエーションを頭の中に描きつつ妄想をしているわけです。
目下の目標は、お山越えを20km/hオーバーで出来ることです。
これが出来れ相当バニーちゃんも魅力的に見えてくると思います。
目下の目標は、お山越えを20km/hオーバーで出来ることです。
これが出来れ相当バニーちゃんも魅力的に見えてくると思います。
もちろん通常はエコドライブでターボ・スイッチはオフ状態でトコトコとね。
あーー憧れのEDFよーーー
あーー憧れのEDFよーーー
・・・
と、ここまで色々と妄想してみて、これって売ってるんじゃない?
ということで色々なキーワードでググってみると、あるわ、あるわ
ということで色々なキーワードでググってみると、あるわ、あるわ
ヤフオクにも「電動ターボ」なる怪しいオモチャがありました。
見た目で既にアウトって感じのイミテーション・チャージャーのようですが・・・
見た目で既にアウトって感じのイミテーション・チャージャーのようですが・・・
あるいは大昔に「風神」という電動加給機があったようです。
効果はあるようでないような・・・性能は不明です。
効果はあるようでないような・・・性能は不明です。
その他「電動スーパーチャージャー」のキーワードでは沢山ヒットがありました。
みんな考えることは一緒のようです。
みんな考えることは一緒のようです。
効果のあるもの、無いもの、見てくれ勝負なもの様々なようです。
技術的に送風装置で加給するだけじゃダメな難しい問題も色々とあるようですね。
技術的に送風装置で加給するだけじゃダメな難しい問題も色々とあるようですね。
んーーー・・・でも実験してみる価値はあるかもしれません。
目標は非常に低いですし、何より実験による体感がエンジンに対する知識アップに繋がるかもしれません。
目標は非常に低いですし、何より実験による体感がエンジンに対する知識アップに繋がるかもしれません。
まーバニーちゃんは学研の付録のようなものですからね。
実用性よりも実験性を重視して購入しましたので・・・
じゃあーやってみるかな?
実用性よりも実験性を重視して購入しましたので・・・
じゃあーやってみるかな?
さらに続く・・・
【番外編】
スーパーチャージャー付きラジコンエンジンのようです。
見た目はバッチリです。

スーパーチャージャー付きラジコンエンジンのようです。
見た目はバッチリです。
