本当に最近テレビを見なくなりました。
1日の視聴時間は15分ほどです。

何で15分かというと、夕食の食事タイムが15分間なのです。
もちろんチャンネル権はとうにありませんので、意に反した番組を無理やり見ています。
まー見たい番組は無いというのが根本なのですが・・・

そんな中でも唯一お気に入りの番組が「世界ふれあい街歩き」です。
時々こっそり録画予約を入れておいて、休日の昼間、誰もいない時に見たりしています。

NHK 世界ふれあい街歩き
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/

この番組、旅人が世界の街角をぶらぶらと散歩するという内容の設定ですが、
これといった目的も無い旅人視点の撮り流し的なところが良い感じです。

映像は旅人の視点で、あまりブレもなくスムーズに動いていきます。
この撮影に使われているのがステディカムです。
※上気のリンク先のQ&Aに撮影しているカメラが紹介されています。

ステディカムは最近の映画やTVでよく使われていますが、本格的なものは数百万円からします。
もちろん本物は個人で買えるようなものではありませんが、実は原理は簡単です。

ステディカムが何故ブレが少ないかというと「ヤジロベエ」の上にカメラを載せているためです。
歩行による振動などをヤジロベエ効果で吸収・分散しているわけです。

つまりカメラが載せられる少し大きめのヤジロベエを作れば、ステディカムは簡単に自作出来ます。
ということで早速作ってみました。

イメージ 1

んー実にシンプルです。作ると言うよりくっ付けただけです。

ヤジロベエは、かなり以前USJに行った時に買った「ETのツボ押し」です。
その上にエブリオ君をセロテープとビール缶と衣文掛けの棒で固定しただけです。
衣文掛けの棒が謎めいていますが、この棒の先にはボルトが埋め困れていて丁度カメラの三脚用ボルト穴とフィットしたため使っています。

問題は、これでバランスが合うか?なんですが、見事バッチリでした。

もちろん検証用のテスト撮影を何度かやりましたが、確かに効果はあります。
ただ撮影した映像があまりにもプライベートな内容だったので公開は見送ります。(汗)

疑っているあなた、是非テストしてみてください。
ただし、残念ながらUSJのETアトラクションは終わっちゃっていますので、このツボ押しが手に入るかは不明です。

もちろんコレでないとダメ、なんてことは全くありませんので、とにかくヤジロベエを作ればOKです。
安価な個人用ステディカムのキットなんかも売っていますが、案外身の回り品で作れます。

これで明日から何気ない風景の撮影が「世界ふれあい街歩き」になります。
・・・たぶん

追伸
この「ETのボ押し」見かけはギャグっぽいですが、癖になるほど気持ちが良いです。
んーーーこの指がたまらん。

「ETおうち帰る」