アルミ貼り作業、段々と慣れてきました。
と言ってもまだちょっとしか貼っていませんが・・・

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アルミ缶は裁ちバサミが一番綺麗に切れます。
もちろんこれくらい使い古したのを使ってくださいね。
新品はもったいないですから・・・

接着剤はコニシのボンドGクリアーを使っています。
ゴム系のボンドですので、塗ってから接着表面をヘラで撫でて、少し乾燥してから密着させます。
接着力は強いので工作が早いです。
アルミとアルミなら瞬間でもOKです。

何故こんなに作業が遅いのか?と言うと
ビールの銘柄を吟味しているためです。

ビールの空き缶と一口に言っても銘柄によって缶の作りが様々です。
大きさも少し違いますし、何よりアルミの厚みが違います。

よって主翼のような左右対称の貼り込みは銘柄を均等に揃える必要があります。
概ね高級ビール(普通のビール)は厚めの缶になっています。
安いものは、缶も薄いです。(笑)

主翼なんで軽めのをチョイスしました。
アサヒ「麦搾り」、サッポロ「麦とホップ」
どちらもリキュール(発泡酒)ですね。

もう一つ注意点しないといけないのは、空き缶の厚みは均一ではありません。
底の部分程厚くなっています。

理由はアルミ缶がどうやって作られているか知れば納得です。
DI法(Drawing & Ironing法)という打ち抜きと絞り成形で作られているためです。

アルミ缶リサイクル協会「アルミ缶の出来るまで」
http://www.alumi-can.or.jp/html/process.html
同サイトの「アルミで遊ぼう」に簡単なアルミ缶飛行機の作り方が載っていますよ。

貼る場所によってどの部分を使うかも重要かと思います。
平面を綺麗に貼る方がムズイです。
曲面は曲げ弾力で綺麗に貼れます。

まーそういうことを色々と勉強・実験しながらなのでペースが上がらないのです。
現状、主翼の約半分を上下面貼ったところで、2枚合わせて重量は33gです。
片翼長約400mmなら、まーこんなもんでしょう。

貼り仕事はまだまだ続きます。