ソニーがオリビン型リン酸鉄リチウムを正極材料とする、高出力型長寿命のリチウムイオン二次電池の量産を始めたようです。
約2000回(容量維持率80%以上)の充放電が可能ということは、用途によりますがほぼ一生もののバッテリーってことになりそうですね。

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ソニー、高出力型/長寿命リチウムイオン二次電池の量産出荷を開始
http://www.ecool.jp/press/2009/08/post-301.html

仕様をラジコン情報的に読むと、容量が1100mAHで18C、1本40gということになります。
ハンドランチには重量的に無理っぽいですが、大型のグライダーや小型の電動機なんかには使えそうな気がします。

30分程で99%の充電(2C充電)が出来るというのもいい感じです。
何より価格が気になるところです。


しかし、オリビン型結晶の正極材ってそんなに凄いのか?
特許内容を調べて見ました。

オリビン型リン酸鉄リチウム正極材料の製造方法
http://www.j-tokkyo.com/2006/C01B/JP2006-131485.shtml

さっぱり分かりません。
まーいいんでしょう。

これからはお店で「リポ下さい」じゃなくて「オリビン下さい」ってなるのかな?
出来ればハンドランチ用にボタン型の小型バッテリーも提供してくれた有難いのですが・・・

ムリか?