ついに頭のカツラが回り始めました。
改造点はローター軸に使ったゼムグリップをサンドペーパーで磨いただけです。
単に軸がきつかっただけのようです。(汗)

さらに、深夜に屋外テストもやってみました。(かなり不審者です)
室内と違ってほぼ無風でも微妙な風の流れがあるものです。
この点はグライダーをやっていると全身の肌神経で感覚的に分かるものです。(肌センサー内臓)

少し風を当てながら助走させてみると途端にえらい勢いでローターが回り始めました。
これこれ、この感じを頭にイメージしていたんです。

このローターは食品トレーにテーピングしただけで、しかもローター受けはお菓子の箱の透明なエンビです。
よってフニャフニャグニャグニャなんですが、回転すると遠心力でシャキッとします。
ここら辺は狙い通りでした。

もう少しで浮き上がりそうな感じになるのですが、タイヤの位置が悪いのか前につんのめります。
ただ、勢いをつけて段差のあるところから落としてみると明らかに落下傘効果は出ているようです。
何だかイケそうな気もしてきました。

コメントでも少し書きましたが、私が目指しているのは本格的なオートジャイロではありません。
「Micro Gyro」と呼ばれているような超小型のジャイロの少し大きいものと思っています。

イメージ 1

Micro Autogyro (Takeoff and Landing)
http://www.youtube.com/watch?v=Ln7DeUpFi9k

イメージ 2

Big Microgyro Trike 14Feb 09
http://www.youtube.com/watch?v=7MAzdy2viSY

このタイプの小型ジャイロは色々な方が作られていますが、特徴は低速に回転する極端に太いローターです。
おそらくローターの浮力というよりは、回転するローターが単なる円形の抵抗板となり凧の原理で飛んでいるんだと思います。

だったらオートジャイロじゃなくてカイトプレーンでもいいような気がしますが、
効率は悪くても、やっぱり回転するカツラがカワイイのです。

うちの4本毛のアデランスも空を飛んでほしいものです。