主翼の工作が予定重量より軽く仕上がって来ているのに気を良くして、少し色気を出しています。

前回作ってNew蓮華号は今も絶好調で、数百回はランチしていますが構造的な問題は何も出ていません。
というこは、主翼の工作もそれと同じに作れば全く問題は無いのですが、若干、左の前縁の部分にキャッチの時についた薄っすらと凹みが付いています。
飛びには問題の無い程度ですが、見た目が・・・

それとペグを貼り付けている部分のテープが浮き気味になっています。
これもランチには問題ありませんが、感触がちょっと・・・
ということで、なんとかこの部分の補強を出来ないものかと思案中です。

手っ取り早くは、この部分にグラスなどを貼り付ければ簡単に強度アップ出来るはずですが、重量加算とコスト加算がネックです。特にコスト加算は致命的ですので、もっと手軽に安く少し補強する方法はないのかと検討した結果「接着剤カパカパ作戦」を思い付き密かに実験をしているところです。

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実験に使うのはいつも使っているコニシボンド発砲スチロール用接着剤とMrカラーのうすめ液(昔の余りもの)です。この接着剤完全に乾くとカチカチになる特性がありますが、何とかこれを希釈して補強部分に浸透させて塗れないかという実験です。

では実験開始!

容器に少量の接着剤を取り、Mrカラーのうすめ液を少し垂らして溶かしてみると・・・ピチピチチャプチャプランランランと綺麗に溶けました。この接着剤はメタノール系で溶けるようなので、Mrカラーのうすめ液はメタノール系だと思います。あくまで結果論ですが・・・
Mrカラーのうすめ液はコア(スタイローフォーム)を溶かさないことは事前に実験済みだったので、後は塗ってみるだけです。塗布する刷毛はスタローフォームをヘラのようにカットしたものが使いやすいです。

溶液を塗布してみると希釈のおかげでかなりしっかりと染込みます。
・・・それにしても凄い匂いです。あー懐かしい昔のプラモ時代を思い出します。ホケー!
後は完全乾燥を待ち、どの程度の強度があるか実験したいと思います。

今流行のバギングの作り方では、重量増加を懸念してコアへの浸透は嫌うものですが、今回の実験はそれとは逆の発想です。おそらく大した強度アップはないと思いますが、多少なりともカケや凹みに強くなればという程度の効果を狙っています。
この方法だと大した重量増加は無いはずですので・・・

結果はいかに・・

(ここまでは昨晩)

結果発表!!

約20時間後の結果発表です。
接着剤を溶かす量や塗布の仕方によってかなり違いますが、今回の実験サンプルではカリカリにはなりませんでした。
スタイローフォームは元々カスカスボロボロですが、塗布するとかなりしっかりとしてボロボロと欠けることはありません。少し弾力感があり全体的にソリッドな感じになります。塗布した効果はあると思います。
もう少し濃い目に塗るとカリっとするかもしれません。
これ採用します!

絶対オコチャマは真似をしないようにお願いします。
あーー年寄りのオコチャマは別ですが・・・