日頃からコスト意識を持つということは大切なことです。
言い換えると「ケチ」とも言えますが、人が何と言おうが「コスト意識」なのです・・・
ということで今期もケチケチ工作を念頭に工作を進めて行きたいと思います。

私の工作にとって非常に重要な工作資源として「食品トレー」があります。
これ、前々から思っていのですが、トレーの淵の部分がもったいないというか、ほんの少しのことで寸足らずで使え無いトレーが沢山ありました。何とかしてこの部分を有効活用できないかと日々研究に研究を重ね、苦節40年ようやく画期的な「食品トレーの開き」の作り方を確立しました。
これで今まで使えなかったトレー達も貴重な資源として再活用してあげることが出来るのではないかと思っています。

必要な道具は、ティッシュと霧吹きとアイロンです。
では、そのやり方です。

まず、トレーの四隅にカッターで切り目を入れます。
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その上にティッシュを被せてたっぷりと霧吹きで濡らします。(ココ重要)
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アイロンを中高温度にして、濡れたティッシュの上からプシューーーっとプレスしてやります。(火傷に注意)
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これを両面でやると更に効果的です。
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これで「食品トレーの開き」の完成です。

まーただ・・・若干ガタガタが残っていますね。
期待したエンボス消しは・・・クッキリ残っています。ん~・・・
もう少し継続的な研究が必要なようです。

食品トレーのようなスチレンは高温の蒸気と圧力で溶けることなく簡単に整形出来そうであるということは分かりました。この方法をうまく使えば工作の幅が広がるのじゃないかなと密かに思っています。

目標はアイロン一発で尾翼の整形作成です。
プシューーーと一押しで尾翼が造れれば、いくら壊しても安心ですから・・・

実験される方はくれぐれも火傷には注意してください。
それから、アイロンはちゃんとママに断ってから使ってください。
勝手に使うと叱られちゃいますよ。