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先日からFlexを触り始めましたが、手っ取り早くこれでいったい何が出来るのかを探っているところです。つまり先人達の作品から可能性を調べてみようということです。
まずはグラフィック編ということで3D処理がどれ程出来るものか調べてみました。
Flex3になって多少処理速度は向上しているみたいなので期待したいところです。

ご存知「Papervision3D」です。
Flashでの3D処理では先駆者的なところですが、未だに頑張っているようです。

Papervision3D
http://papervision3d.org/
※このページは激重なので十分なパワー環境でお試しください。(ロゴをクリック)
開発ツールは下記にあります。ダウンロードにはツールが必要です。(地道に落とせば手動でも落とせます)

Revision 657: /trunk
http://papervision3d.googlecode.com/svn/trunk/

和製Papervision3DっぽいのがROXIKかな?
Papervision3D程処理も重くなく技術より表現が勝っている感じです。

ROXIK
http://roxik.com/

ボールをうまく使った3Dっぽい感じです。
テキパキと動くので気持ちよく3D特有のイライラ感がありません。

Adobe MAX Japan 2007 Presentation
http://temp.roxik.com/datas/max2007/

3D処理のチープさを逆にうまく利用した表現が面白い。
何を言いたいのかはよくわかりませんが、完成度は高めです。

エコだ動物園
http://ecodazoo.com/

ここら辺りがFlashにおける3D処理の最高峰のようですが、昨今のネイティブなパソコンソフトの3D処理と比べるとかなりチープで見劣りします。ソフトウェアの限界、ハードウェアで振り回すのとでは月とすっぽんといったところです。概ね初期の3Dに近い感じです。

Flex3 SDKには3D技術は現状搭載されていませんが、Papervision3Dの関係者とAdobeの接触があるようなので、おそらく次回以降にSDKが標準搭載されてくる感じです。
ということは今頃頑張って3Dのパッケージを作ってもあまり意味が無いということです。

Flashの3D系は色物的な扱いで作品もメガデモ系が多いのですが、所詮デモですのでビジネスと結びついていないという根本的な問題があります。
その点で賢かったのがYoutubeでしょう。3Dなどには目もくれず単純にムービーを流すことに徹しているところがクールです。

試しにパーティクル系の負荷的なビット処理を書いてみましたが、Javaよりもかなり遅い感じで期待した程の処理速度は出ないようです。Flashを使ってわざわざ一昔前のグラフィックを単純に描いてもねー

何を作ればよいのか悩み中・・・