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しかし暑いですね。
これだけ猛暑日が続くと靴下も履きたくなくなりますが、そっちではないSOXの話です。

正直この話し、どこまでがどうなのかよく分からないところがありますが、J-SOX法だの内部統制などと世間では騒いでるようです。
元々SOX法はアメリカの投資家保護のプログラムとして出発したもので、何で日本がそれに影響されないといけないのか疑問もあるところですが、投資家のためにご苦労なことです。

が、そうも気楽なことも言ってられないのがこの法規制の厄介なところです。
最近では文書管理などの事務規定だけでなく、監視カメラや監視録音まで義務付けられてきているようで、まるで密告社会のような仕組みは暗黒時代さながらです。

ご多分に洩れず、これを取り巻くビジネスが1兆円を超す市場規模だと言われていますが、
それ誰が払うのでしょうか?

少なくても規制対象の企業はコンサルや設備投資に莫大なコストがかかるのですが、これって投資家や株主が払ってくれるわけでないのです。
つまり、そのコストは回りまわって末端の下々の民が負担することになるわけです。

これって、おかしくないですか?
投資家保護のための法規定なのなら、投資家が負担すべきでしょう!

私なんか一生株投資なんかする余裕もないわけですが、おそらくどこかでその企業の商品やサービスは利用することはあるはずです。その時、個人的には何の価値も関係もないコストの一旦を私が負担することになるわけです。
ばかやろう!

もちろん、この手の規制はまだまだ他にも沢山あるわけで、社会全体として安全・安心と安定を図るための枠組みであると見なされていますが、ホントですか?
「すべきか、すべきでないか?」「必要か、不必要か?」という疑問が残ります。

現在の社会では、仕事が仕事を生んで隙間ばかり見つけてビジネスを仕掛ける傾向にあります。
小さな枝を残すとその枝は勝手に育ち、やがて森になってしまいます。
残念ながら、既にその森から抜け出れなくなってしまっているようです。

投資家の皆さん!
「金が余っているのならドバイでマンションでも買いましょう!」
きっとその内に砂漠に戻りますので・・・