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シーズンオフのけじめとして只今お部屋の大掃除中です。
といってももう既に足掛け2週間経ってますが一向に捗らない・・・
原因は「あっこれ探してたんだよなー」「おっこれこれ」「こいつはまだいけそうだなー」
といった具合で、発見・発掘物に入魂してしまい、その都度片付けの手が止まってしまうためです。

週末は体調もよろしくなかったので、大掃除をぼちぼちやってますと・・・
発見してしまったのは「Libretto ff1100V」という小型ノートパソコンです。
(棚の下のケース奥に隠すようにしまい込んでいました。忘れたかったのかなー)

これ当時としては機能てんこ盛りで超小型軽量(A5サイズ約1kg)で魅力的なパソコンでした。
たまたま近所の電気屋のバーゲン品で出回った時思わず買ってしまったものです。(確か5万円)

買った当初は毎日カバンに入れて持ち歩いていたのですが、
実際この手のものは意識して無理やり使う場面を作り出さない限り利用機会は無いもので、
カバンの重量にも負けて放り出してしまったものです。

見放してしまった原因はそれ意外にもありまして、これ動作不安定です。
原因は猛烈な発熱による熱暴走が原因のようですが、明らかに設計が不味い作りです。
今時のご時世ならリーコールどころか賠償責任問題も起こしかねない程の発熱量です。
膝の上に置いて使ったとすると30分で低温火傷は確実です。って触れない程熱くなりますが・・・

更に問題は、発熱箇所がPCMカードスロット付近なので、カードが即死します。
つまりネットワークが使えない状態になります。これはもう致命的でネット端末にもなりません。

で、今回何とか使えないかと試行錯誤した結果、快適に利用できる環境を作り出すことが出来ました。
結果は写真の通り・・・
・まずアイスノンを用意する。(カチカチに凍っているもの)
・アイスノンのカチカチの方を上にして、露結防止にタオルを一枚ひいてパソコンを密着させる。
・さらに左カード口に狙いをつけて小型扇風機をガンガン回す。
これです。これで安定稼動します。
アイスノンだけではダメです。1時間で熱暴走しました。
決め手は小型扇風機ですねー、これは効きます。キーボード付近の熱を吹き飛ばします。

しかしまーこれだけしないと安定稼動しないモバイルパソコンは使えないでしょう。
カバンにアイスノンと扇風機も一緒に持ち歩く必要がありますからねー。
きっと開発者はアイスノンの上にマシーンを置いて開発していたのは間違いありません。

この状態でようやく使えるには使えますが、結論から言いますと「いまさら」です。
なにせOSは98SE、メモリは64MBです。
一応、IEをVer6に上げて、数年分のWindows Updateを行い、ドライバー類も最新にして、ネット回線のMTUも最適化してみましたが、遅い。
Flashが激重、Youtubeですらまともに動作しません。メディア系で唯一使えたサイトはSo-netのニュース番組ぐらいです。
一般のWEB閲覧は問題ありませんが、あえてこの状態で利用する必要はなさそうです。

もう少し粘ってみるつもりですが「見えない化」するのも近いでしょう。