さて足回りですが、ここがコイツの最大のアピールポイント、無限軌道です。
これキャタピラーとは言わないでクローラーって言うのですかね?
キャタピラーって登録商標だったんですねー、ガキの頃はキャタピラーって言ってたなー
あれって会社名を連呼していたのですね。宣伝広告費を頂かなきゃ。
エンジン側が前方になります。元々、少し前突っ込みな姿勢です。
駆動輪は、何故か少し手前のギアからチェーン駆動になっています。
見た目はメカっぽくて良いのですが、何故か?という疑問が残ります。
減速するにしても意味の無い設計であることは間違いありません。
(長さが足らなかった?)
中の三輪はショック付きですが、多少バテています。
ピアノ線によるショックなので強制は出来そうです。
各車軸に割れなどは無く、このままでも問題はなさそうです。
問題は2枚目の写真のネジ。ここがコイツのウィークポイントです。
始めて動作させた時から、ここが何度と無く外れます。
このネジが外れるとベルトが取れて動作停止になります。
どうやら強度設計ミスのようです。
現行バージョンでは改善されているようです。(部品図を比べるとわかります)
強化するとすればココです。
しかしまーこの車体、よくよく観察してみるとありとあらゆる所に無駄な穴が沢山あります。
おそらくは試行錯誤の残骸でしょうが、製品化する時にもう少し整理が出来なかったのか疑問です。
フレーム構造も決して洗練はされておらず、無理やり形にくみ上げましたって感じの構造です。
フレーム側面はアルミ合金ですが、肝心の前後と底板はプラスチックです。(しょぼい)
足回りは何かの部品を流用したのか、これもまた意味不明な穴たらけです。
まるでアマチュアが色々な模型から部品を流用して自作したような車体です。
まーだから、愛すべきやつなのです。
さて、ここまで来たら後はテストをするだけですが、エンジン物を夜中に回すわけにはいきません。
週末までテストはお預けですが、どんな動きをするものか興味のある人は下記からご覧下さい。
うまくいくとこんな動画が撮れるはずです。
ただし雪はありませんが・・・
Dameuse Kyosho Blizzard DF-300
http://jp.youtube.com/watch?v=dGSGCRU3LdY
別物ですが、これオモチャではなくて現物大の兵器だったようです。開発者の趣味っぽい。
Zwergpanzer Goliath Sd.Kfz. 302/303a/303b
http://jp.youtube.com/watch?v=gWEtN8UlB_A
そういえば「天空の城ラピュタ」にゴリアテって出てきましたね。ここら辺からパクッたのね。