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先日、母屋の元自室からお宝フイルムを発掘して上機嫌だったのですが、
田んぼ飛行場シーズン終了となり、現状は工作は見送り状態です。(主翼スリスリは続行していますが)
シーズンオフに何をするか迷っているところですが、先日の発見に味をしめて再び母屋に潜入・・・

そこで目についたのがこれ「京商ニトロブリザード」初期バージョンです。
これがあるのは知っていましたし、私の中ではコレクションもの扱いで一応目に付くところに保管していたつもり・・・
問題は送信機が行方不明になって久しく、動作させることができませんでした。
それが今回の捜索で無事発見してしまった・・・(ある意味)
ということで「ニトロブリザード復活プロジェクト」を立ち上げ、これを動作させようという試みです。
(完全な暇つぶし企画です)

ニトロブリザードは、京商のジャンルでは「ベルトビークル」という分野に分類され、どうやらEVも加わり今も販売はされているようです。
http://www.kyosho.com/jpn/products/rc/detail.html?product_id=100397

これの魅力はエンジン駆動で前進、後進はもちろん、2スピードミッションのQRCユニットによりスムーズな旋回性と何と言ってもそのメカニカルなギミックが満載なところです。
低速で走行することを考慮して強制空冷ファンが装備されていたり、マフラーはエンジンマフラーから車体内に引き込み内部マフラーで再度消音、後方から排出するなど凝った作りです。
駆動ユニットもQRCでデフ処理しながら、左右のディスクブレーキで微妙な制動コントロールすることでスムーズな旋回性を実現しています。
とにかく見た目にメカっぽいところが男の子としてそそられるのです。

が、しかし「ベルトビークル」という微妙なジャンル付と雪上車という「働く模型」的な目の付けどころが悪かったのか、市場では殆ど反応が無かったようです。
私はミリタリー系には興味はありませんが、もしそちら系に企画していれば今頃は一大ジャンルに育っていたかも知れません。または、デフォルメ・ジャンルとしてバギーカーやクローラーのような独創的な競技模型としても面白かったと思います。
雪上車のスケールモデルは・・・地味過ぎたかな?

何はともあれ、プロジェクトの第一歩は「現状把握」からです。
・送信機は乾電池を入れて動作確認、メーターはOK!(たぶん・・・)
・受信機の電池フォルダーは液漏れで完全腐食(別物に要交換)
・エンジン完全固着(リコイルを含めエホキシで接着したように全く微動だりしない)
・足回りショックがダレきっている(ベタ付)
・クーリングファインやリンケージに使われているゴム類消滅(欠片は発見)
・燃料タンクに5mm位のオイル溜り(除去必要)
・燃料パイプオイル詰め(全く不通)
・エアーフィルターはチーズケーキのようにシットリぼろぼろ、消滅(代替え要)

かるく所見でこんな感じです。内部も調べればまだ何かあるかも・・・
現状では全く動作しません。かなりのメンテと補修が必要と思います。
ただし、プロジェクト予算はゼロ円です。
「あるものは使え、無いものは作れ」のポリシーで「復活+α」を目指します。

なぜ、あえて、いま、これを、しないといけいのか?
暇だから