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明日から雨のようです。・・・
今年最後の連休は飛ばせそうにありませんね。

最近、主翼のパテ埋めをこそこそやってます。
これは桜号の主翼ですが、相当飛ばしたのであちこち穴ボコだらけです。
グライダーのパテ材としてはアサヒペンの「スーパーパテ」を使われる方が多いようですが、
今回使ったのは100円ショップで買った「ふわっと軽いねんど」です。

これ見た目は白い紙粘土のように見えますが、非常に軽量です。
説明書きによると成分は「中空微紛体」となっています。

水性ですので水で伸ばすことが出来、筆で塗ることも出来ます。
不思議なことに水に解いても、水が白く濁りません。
代わりに水面に非常に微細な泡のようなものが浮遊します。
これが「中空微紛体」なのでしょう。

少し水で溶かすとクリーム状になり非常に伸びが良く塗りやすくなります。
これが何とも気持ちが良い。手の平でジュルジュル擦り込みます。
硬く乾燥しても、水をつければまた元のクリーム状態に戻ります。
乾燥時は多少弾力性がありますが、綺麗にサンディンク出来ます。

水性の物ですから発砲材への食い付きが悪いのではと思ってたのですが、
発砲材どころかエポキシの上にもしっかり乗ります。不思議です。
調子に乗って下の写真のような状態にまでパテ盛りしてしまったのですが、
計量してみると、これだけ塗ってたった1gです。
超軽量にビックリです。これサンディング前です。

この主翼の発砲材は元々目の粗いところがあり、ザラツキが気になっていたのですが、
これを擦り込んでサンディングするとツルツル美肌になります。

ただ失点は、水気に弱いということです。
完全に乾燥した後でも水を付けると元の粘土に戻るので、フィルムを張るか塗装が必要です。

しかしこの粘土使いようによっては他にも活用できるかも知れません。
元々はパテではなく造型用の粘土ですので形は自由に作れます。
これだけでポットを作ったり、ひょっとすると翼自体を作るかもしれません。
出来れば相当軽量な機体が出来そうです。

それにしても「中空微紛体」って何物よ。