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昨日よりの突貫工事のおかげで、何とか週末内に完成しました。

主翼の取りつけは、竿に穴を空けてボルト締めする計画でしたが、
グラス竿は割れに弱そうなので、穴あけは断念。
竿に台座を接着し、そこにナットを埋め込む方法で固定しています。
これが結構やっかいな工作でした。

リンケージはテストで絹糸を使ってみました。
これ「坪糸」という名前で、墨壷用の替糸としてホームセンターで売っています。
100円で15mです。効果は・・・

設計図なし、原寸合わせで出来あがったグライダーの諸元は・・・
全長:108cm
全幅:149cm
重量:300g(バッテリー300mAH含む)
メカ:2CH(ラダー、エレベータ)
総制作費:500円+メカ(200円+1200円)

機体の製作で掛かった費用は、主翼の発砲材とポットの一部新品バルサとリンケージ用糸代くらいです。
その他は全て廃品利用のエコグライダーです。

メカの200円というのは、プロポ購入費です。
オークションでART-TECHの4CH新品、受信機付きで200円で落札。(嘘みたいに安い)
今のところ問題は発生していませんが、リバースすら付いていません。
飛行には特に問題はないでしょう。後の1200円は9gサーボ2個分です。
後は指先ミキシングでカバーです。

ついにその時がやってきた!
昨晩は本日の初飛行に向けてそうそうに就寝。
何せグライダーは体力勝負。寝不足ではいいフライトは出来ません。

朝、天候はまずまず、曇り空で多少風がある感じです。
はやる気持ちを押さえつつ、最後の記念撮影。墜落すればこれが最後のスナップになるかも知れません。
まるで位牌の写真撮りのような変な儀式です。

撮影も終了し、いつも田んぼ飛行場に・・・
やはり風は少し強いようです。冬の風は冷たい!

まずは、調整飛行です。
メカチェックOK!(頑張れ200円プロポ)
滑空テストをしてみると少しアップぎみ。左右のバランスはバッチリです。
舵角のチェック。少し小さいかと思っていたエレベーターは恐ろしく敏感に反応します。
ラダーは大きい割には単独では旋回性は良くありません。
上半角を押さえぎみにしたのが原因ですが、エレベータと合わせて操作すると問題なさそうです。

さて、いよいよ1投目、まずはSAL投げです。
軽く機体を振り回してみると、思った以上に軽く感じます。
今まで製作した機体の中では一番大きく重いはずですが、蓮華号位の印象です。
これは多分、全体の剛性が高いためだと思います。
これはいけるんでねーかー。

軽く、1投目。おーーーー上がるなー
軽く投げただけで、シューっと上がってきます。
リリース直後、左に頭を少し取られますが、その後は素直にまっすぐ上がります。
少しアップ気味のようで、風に向うと頭上げします。
一度下ろして、少しダウンを入れます。

2投目。
1等目のような頭上げが無くなり、素直な飛びです。
水平飛行もバッチリ決まっています。
全体の重量バランスも良いようです。
ただ、機体の癖としてラダー打ちはエレベーターとの微妙なミキシングが必要です。
ピクピク指先ミキシング!

その後、数回のSAL投げでチェックを行って、この機体の癖と飛行のコツを掴んでいきます。
低空での伸びはさすがです。ベターーーと伸びてきます。
ハンドキャッチもスッと決まりました。
いいなーー感動。

では、そろそろDLG投げです。
これ苦手科目ですが、練習練習。
軽く1投目、やっばりSAL投げと高度が違います。高い!

上空は相当風が吹いているようです。
慣れない機体での無理な飛行は危険です。
早めに下ろしながら数回チェックを行いました。

とにかくこの機体、エレベーターが異常に敏感です。
CG(重心)の位置を前乗りにしているためだと思いますが、これはこれで楽しい飛びです。
何度か投げている内に高度はどんどん上がっていきますが、
風も相当吹いてきたので、機体全体のチェックため一度帰宅しました。

帰り道・・・
緊張感からの開放と、テスト飛行成功の充実感が何ともたまりません。
本日、風がおさまればまだまだ行きますよ!