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初上げ(飛行)の結果です。
物の見事に墜落しました。(想定内)

昨年の元旦も天気が良かったのですが、今年も穏やかで暖かい一日でした。
風も殆どなく無風状態です。こんな日は飛ばすしかないでしょう。
おとその酔いも覚めた昼過ぎに決行です。

調子を見るためエンジンを回してみたのですが、完全なオーバーパワーです。
機体を垂直に持ち上げてエンジンを回すとそのまま飛んでいきそうな勢いです。
機体が軽いのは良いのですが、パワーソースが合っていないようです。
やはりこのサイズの機体には、もう少し小さいエンジンが良さそうです。

更にエンジンサイズに合わない大きなペラを付けてますので、エンコンがマッタリです。スローも安定しません。
ペラが大きく機機体が軽いため、最スローのプルプル状態でも機体は走ってしまいます。
機体が動かない程度に回転を落すとエンストしますので、離陸スタートが厄介です。


で、田んぼ飛行場に到着。
滑走路はあぜ道ですので、距離も短く一気に離陸する必要があります。
よってオーバーパワー気味に一気にスタートです。(これが悪かった)

想像上にオーバーパワーだったようで、数メーター走ったと思ったら一気に急上昇です。
慌ててエンコンをスローにしたのですが(つもり)、勢いは止まりません。
機体はそのまま低空でループに入ってしまい、その後グルグルとループを3回転。
コントロール不能のイナバウア状態です。
で、4度目のループで頭から田んぼに突っ込みコッパミジン!です。

事故検証としましては・・・(これが重要です)
どうやら主翼の向角の取り付けが根本的にいけなかったようです。
スロー飛行のために必要以上に向角をつけてみたのですが、これが間違い。
アップをいっぱいに引いた状態に陥ったようです。
ダウンを打ったのですが、それも効かなかった程です。
軽くてオーバーパワーな機体に向角は危険なようです。

写真のようなご覧のありさまですが、幸いにも主翼と尾翼は無傷でした。
重量が軽かったのと、胴体が壊れることで衝撃を吸収してくれたのだと思います。

で、吹き飛んだ部品を拾い集めて見てみると、これだけ酷い墜落でしたが、折れてしまったのは片方のエンジンマウントの支えのみで、あとの部品は無傷、瞬間で止めたところが外れただけでした。
よって1時間で元通りに復元できました。
もちろん主翼の取りつけは変更して、向角ゼロにしてみました。

収穫として、食品トレー主翼は意外と丈夫なのに驚きました。
あれだけ激しい連続ループと墜落にもかかわらず無傷したし、浮力も十二分にあったということです。
暫くはこの機体を煮詰めたいと思います。

まー簡単に飛んでは飛行機作りは面白くない。
今年初墜落も済ませたことだし、厄払い出来たのでは・・・
っと前向きに、前向きに