JHANABIの新バージョン開発にあたり、ここに開発プロジェクトならびに検討委員会を設置します。(といってもメンバーは私のみですが・・・)
初回の検討委員会の議題は「弾道計算」です。
では、妄想のはじまり、はじまり・・・

「弾道計算」といってもそんなたいそうな話ではありません。
専門的には奥の深いところでしょうが、ここはさらっといきます。

もともとコンピュータは「弾道計算」のために作られた計算機械ともいえる程、コンピュータと弾道計算は切っても切れない関係ではあるのですが、言い換えれば弾道計算はそれだけ厄介な計算であるということです。
しかし、まーそれは生死かけた戦争の話でありまして、花火を上げるシミュレーションにそれ程むきになって計算してもしょうがないというもので、らしい結果を導ければそれでよいのです。

大砲やミサイルなどの形状のしっかりしたもので、重量も相当あれば細かな変動要素は吹き飛んでしまって、そこそこ的に当たる結果が得られるのでしょうが、花火のように炸裂した瞬間にどんな形状になっているか?どれくらいの重さがあるのか?もわからないような、しかもどんどん形状が変化するものはシミュレーション不可能です。つまり花火は燃え尽きるのです。(多少は残りますが)

おそらく現在の人類の進化(ひょうとすると退化)具合からしても数百年は正確なシミュレートは不可能でしょう。それだけ不確定要素が多く含まれているといえます。

【次回に続く】