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前回のダンボール・ピッツ、飛ばすには悪くはないのだがどうも納得がいかない。
ピッツのことを調べれば調べる程、基本的に何かが違う。

元々、ピッツの胴体はパイプフレームで、極単純なものです。
しかもフレーム自体は四角い箱状態で、曲線でもありません。
また不連続のように見えるパイプの各接続点はそれぞれ意味があり、
その形でなければダメなのです。

よく飛行機模型の胴体作りでは、縦に輪切りのフレームを数カ所入れ、
それに横骨を張った形で作られているものが多いかと思います。

確かにそれで表面的な形を似せることは出来ますが、
それでは本来その飛行機の持っている設計意図が無視されています。
骨には骨の意味がちゃんとあるのです。

ということで、抜本的に設計を変更し、出来るだけ本来の構造体の意味を汲みつつ
手抜き工作をすることにします。
(材料のスチレンペーパーが手に入らないためでもあるが・・・)

ネットで収集した図面や写真を、それこそ穴の空く程眺めて、
CADを使って設計を一からやり直しています。

久々にプロッタを引っ張り出して図面を出力してみました。
しかし、プロッタは何回使っても面白い。

かなり以前にネットで安く手に入れたものですが、ランニングコストは皆無。
何せシャーペンの芯があればいくらでも画いてくれます。
高いトナーやインクが要らないので助かります。しかも線はシャープです。

キュイーンと音を立てて図面を引いているプロッタを眺めていると、
また製作意欲が沸いてきます。