何とロウソクの炎で鳴るラジオです。
別名「キャンドルラジオ」とも言われており、ラジオマニアの方ならご存知の方もおられるかと思います。
仕掛は「熱発電素子」による発電でラジオを鳴らす仕組みです。
電池などは使わず、ロウソクの炎が続く限り鳴り続けるラジオなんです。
用途としてはアウトドアライフや、いざという時の防災用といったところです。
商品が届き、最初は半信半疑でロウソクに火を灯しましたが、音が聞こえませんでした。
もう一度よく説明書を読んでみると、音が鳴り出すまで少し時間がかかるようです。
これは素子が温まる必要があるからで、そのための炎の調整も出来る仕組みになっています。
ロウソクもガラスビンにロウを入れ、金属とガラス繊維の芯により、炎が一定の大きさで灯るようになっています。
炎の調整と素子に当る具合を調整すると、たちまちウルサイくらいに音が鳴り出しました。
これは、凄い！凄い！
ロウソクの炎でスピーカーから音が出る感覚は、なんとも不思議なものです。
付属品として、ロウソクのペレットが付いています。
もしこれが無くなっても普通のロウソクを削って入れれば良いようです。
ラジオはＡＭ専用（525～1605KHz）となっています。
問題の感度ですが十分実用範囲だと思います。
ただし、チューニングダイヤルが少し小さいので選局は微妙です。
（重量644g、高さ210mm、直径120mm）
ロウソクのチラチラする炎をボーと眺めながらラジオ聞くのもいいですよ。
これだけ面白いラジオですが、なかなか手に入れることは難しいと思います。
発売元は螢罅璽謄垢箸覆辰討い泙后
気に入った方は探してみてはどうでしょうか？
オススメです。
追伸
パソコンのＣＰＵ用クーラーとして販売されているペルチェ素子を使えば、自作することも可能かと思います。
ペルチェ素子自体は千円程度で手に入れられると思います。
ゼーベック効果ってやつですねー
次はお湯で鳴るラジオを自作するぞー？