レゴで時計を作るといっても、レゴウォッチではありません。
レゴウォッチは電池式の時計モジュールの周りをレゴで飾るだけですが、
今回は、レゴを使って一から機械式時計を作るレゴ・クロックです。
このジャンル一部のレゴオタクの間では有名ですが、
問題は脱進機の構造で、この部分がうまく出来れば時計は出来たも同然です。
今回の脱進機は、中央の十字の部品(ガンギ車)が単純に回ります。
真中に見える青い棒が振り子になります。
(振り子の長さを調整することで、好みの間隔を取り出せます)
その左右から挟みこむように紫のアームがありますが、この部分がアンクルの役目をします。
そのアンクルから左右に伸びているのはアンクルの重りです。
各アンクルは単純に自由に動くようにぶら下げているだけです。
アンクルのアーム上のストッパー用のピンの位置に気を付けて下さい。
この脱進機の重りの調整(回転力)は、アームの重さと振り子の重さにより調整する必要があります。、
この時計の動作原理は・・・
・中央の十字の部品が回ろうとすると、アンクルのアームに付けられたストッパー用のピンに引っかかり止まります。
・ある時、振り子はアームに衝突します。
・振り子の慣性力と十字ガンギ車の回転力の合力でアームを押し上げ、十字ガンギ車はストッパーのピンから外れます。
・次の瞬間、十字ガンギ車は素早く回り、反対側のアンクルのピンに引っかかり止まります。
・外されたアームは自重により、中心に向かおうとします。
・この時、振り子はアームに押されブランコを漕ぐように振り子に加速をつけます。
・やがて、振り子はまた反対側のアームに衝突をします。
以上のような動きを繰り返し、十字は回転と停止を繰り返し、振り子は動き続けることになります。
面白いのは、この時のエネルギーの移り変わりです。
動力は十字ガンギ車に巻きつけられた重りの垂直方向の重力エネルギーですが、十字ガンギ車に巻きついているため、ここでは回転エネルギーに変換されます。
この回転エネルギーが、十字ガンギ車(+振り子の慣性力)からピン、ピンからアーム、アームから振り子の往復運動とエネルギーが伝達されているのです。
非常にシンプルですが、なかなか動きの面白い脱進機が出来ました。
レゴウォッチは電池式の時計モジュールの周りをレゴで飾るだけですが、
今回は、レゴを使って一から機械式時計を作るレゴ・クロックです。
このジャンル一部のレゴオタクの間では有名ですが、
問題は脱進機の構造で、この部分がうまく出来れば時計は出来たも同然です。
今回の脱進機は、中央の十字の部品(ガンギ車)が単純に回ります。
真中に見える青い棒が振り子になります。
(振り子の長さを調整することで、好みの間隔を取り出せます)
その左右から挟みこむように紫のアームがありますが、この部分がアンクルの役目をします。
そのアンクルから左右に伸びているのはアンクルの重りです。
各アンクルは単純に自由に動くようにぶら下げているだけです。
アンクルのアーム上のストッパー用のピンの位置に気を付けて下さい。
この脱進機の重りの調整(回転力)は、アームの重さと振り子の重さにより調整する必要があります。、
この時計の動作原理は・・・
・中央の十字の部品が回ろうとすると、アンクルのアームに付けられたストッパー用のピンに引っかかり止まります。
・ある時、振り子はアームに衝突します。
・振り子の慣性力と十字ガンギ車の回転力の合力でアームを押し上げ、十字ガンギ車はストッパーのピンから外れます。
・次の瞬間、十字ガンギ車は素早く回り、反対側のアンクルのピンに引っかかり止まります。
・外されたアームは自重により、中心に向かおうとします。
・この時、振り子はアームに押されブランコを漕ぐように振り子に加速をつけます。
・やがて、振り子はまた反対側のアームに衝突をします。
以上のような動きを繰り返し、十字は回転と停止を繰り返し、振り子は動き続けることになります。
面白いのは、この時のエネルギーの移り変わりです。
動力は十字ガンギ車に巻きつけられた重りの垂直方向の重力エネルギーですが、十字ガンギ車に巻きついているため、ここでは回転エネルギーに変換されます。
この回転エネルギーが、十字ガンギ車(+振り子の慣性力)からピン、ピンからアーム、アームから振り子の往復運動とエネルギーが伝達されているのです。
非常にシンプルですが、なかなか動きの面白い脱進機が出来ました。