今週末は春の陽気を通り越して、初夏のような暑さでした。
そんな日差しに誘われて、久々に海釣りに出かけてみました。



何十年ぶりでしょうか?
これが本格的な海釣りだとすると中学以来かもしれません。

道具はオールダイソーで揃えました。w



本来釣りをするなら早朝の日の出のころが良いようですが、本気で釣る気がない日向ぼっこメインのレクレーションなので空気が十分に温まった9時過ぎに到着しました。



当然ですが、ウキはピクリともしません。w
お魚さんは朝食もすませてお昼寝タイムですからね。
それでも海を渡る風が気持ちよくて、海岸の景色を眺めながら癒されました。



ちなみに釣り用のエサ代が500円ほどで、自分用に買ったおにぎり2個が250円でした。
「魚のほうがいいもの食べてるじゃん!!」と気づいてしまいました。w



2時間ほど日向ぼっこして十分充電できたのでお昼過ぎに撤収しました。
余ったエサはお魚さんにあげました。・・・無視してくれてありがとね!


まっしかし、釣りはいいかもしれません。
とにかく海が好きで、海を眺めているだけで癒される安上がりな体質です。

今はカヤックやウィンドサーフィンもやっていますが、体力的にいつまでも続けられものではありません。
老後のレクレーションとして釣りを趣味にするのもいいかと思いました。
ただし釣りキチになるつもりはないので、日向ぼっこメインでやっていきたいと思います。



ところで、今回釣りに来た港は漁港ですが、ほぼ漁港としては機能していないようです。
漁船は数隻係留されていましたが、船が出入りすることもなく釣り堀センターのような感じでした。



そもそも漁港とは何ぞや?ということで調べてみると「港則法」なる法律があります。

港則法
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000174&openerCode=1

漁港として認められている指定漁港数は全国で3000港近くあるようですが、近年その港の利用方法が見直されつつあるようです。

漁港一覧
http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_zyoho_bako/gyoko_itiran/sub81.html

いつも行っている浜ノ宮ビーチにも元は漁港があって漁も行われていたようですが、その漁業組合も解散されて今は港として使われていません。



長らく放置されていたので今では砂が堆積して入江は砂で埋まって陸地化しています。
ここのゲレンデはプレジャーボートにも開放されていたのでカヤックやボートの積み下ろしに便利だったのですが残念です。

昨今は漁業に従事する人も減ってきて、観光やレクレーションが盛んになってきたことから漁港の利用方法も段々と見直されているようです。港は国税で整備されていますから国民全体が安全に利用できるよう整備を進める必要もあるでしょう。

プレジャーボート等による漁港の利用
http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_zyoho_bako/gyoko_riyou/170529.html

漁港における漁船以外の船舶の利用について
http://www.maff.go.jp/j/kokuji_tuti/tuti/t0000514.html


日本では農業や漁業の第一次産業が廃れてきていますが残念なことです。
国の基本は食料にあります。
アメリカも中国も第一次産業が盛んだからこそ国が栄えています。
今の日本はそこが全くダメなのです。

本来、まず第一次産業を保護する必要がありますが、国民の大切な食料は「労働者のエサ」として捉えられているようで、エサ代は安ければ中身はどうでもいいようです。現政権のような「金がすべて」の価値観では持続的な生命活動を続けるのは難しいでしょう。価値観のリビルドが必要な時期に差し掛かっている気がします。


そんなことで微力ながら第一産業の漁業に参戦します!!
成果はゼロでも、気持ちだけはね。w


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