現在開催されている衆院予算委員会で厚労省の「統計問題」をテーマに集中審議が行われていますが、偽装統計問題は国家の信頼にかかわる大きな問題でしょう。

そんなタイミングで総務省が「統計の日」の標語を募集したことで炎上したようです。

 

統計の日、標語募集で総務省ツイッターが大喜利状態に。厚労省の統計不正問題でとばっちり
https://www.huffingtonpost.jp/entry/somusho-tokei_jp_5c660f70e4b033a79940e369

 

 

2019年度「統計の日(10月18日)」の標語の募集
http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/info/guide/31toukei_hyougo.html

 

 

2019年度「統計の日」の標語募集について【謝罪】
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000313.html

 

 

大喜利状態のTwitterでは面白い標語が色々と出ていました。

 

 

「不景気も 統計一つで好景気」
「合わぬなら 作ってしまえ偽統計」
「統計の真の目的、出世かな」

 

 

ちなみに過去の標語はこんなものでした。

 

 

2017 年度 「統計が 教えてくれる 地域力」
2018 年度 「活かせ統計、未来の指針」

 

 

これを受けてちょっと考えてみました。

 

 

「忖度の、統計で沈む未来」
「統計は社会の裏を教えてくれる」
「統計を 握れば未来は君の物」

 

 

まっ、どんな意図があったのか?ハッキリしませんが、お粗末なことです。

 

 

景気の動向は、政府発表の数値を見なくても街中ウォッチングをしていれば自然と分かるものです。最近はマクドナルドの復調や話題の「業スー」一時は斜陽になっていた100均もまた元気になってきています。

 

 

 

景気動向を掴む手段は色々とありますが、一番タイムリーで敏感に反応するは食品に対する購買動向です。お金がピンチになってきたら手っ取り早くまず食べるものを制限する傾向があるようです。本来は無駄なスマホなどのコストを削減すべきでしょうが、外見を気にするのはいつの時代も同じようです。

 

 

 

スーパーマーケットは客層によって店舗のレベルが設定されています。高級食材やワールドワイドな輸入品を扱うハイレベルな店舗から、どこかで一周してきたような低価格な商品を扱う店舗まで明確に色分けがされています。

 

 

 

こちらの周辺では同じ系列のスーパーでも対象とする客層を4段階くらいにクラス分けしているように思います。最近話題になっている「業務スーパー」は値段が安く設定されていますが、当然扱っている商品も違っています。「安いものにはワケがある」のです。

 

 

 

最近のスーパーは深夜まで営業を行っている店舗が多くなりましたが、時間帯による客層の違いも顕著に表れます。夕方のタイムセールの後の処分品などは大幅に割引されるためでしょう。深夜のスーパーに行くと日中とは客層がガラッと違うのにビックリします。

 

 

 

ちなみにコンビニの食材はかなり割高です。
例えばスーパーで100円程のカップ麺がコンビニでは150円程で売られています。コンビニは配送コストもかかる不効率な販売方法なのでどうしても割高感があります。

 

 

お安い感覚のある100均も食材はスーパーに比べると割高なものが多くなっています。特にお菓子類などは割高感があるのでうまくチョイスするのがいいでしょう。

 

 

 

食品に関しては安ければよいというものではないと思います。フードマイレージ問題もあるので地産地消が一番です。我が家はエンゲル係数だけは高めに設定しています。

 

 

 

もちろん、その他は大きく削減されています。チョビのオヤツ代に私のおつまみ代が負けているのは確実です。U^ェ^U

 

 

世間では政府が借金で買い支える株でもひと儲けした人もいるのでしょうが、全般的には景気が後退しているのは間違いないでしょう。街中ウォッチングをしているとその明暗はクッキリと別れているように感じます。

 

 

ねつ造した統計で景気を占う前に、遠山の金さんのように街に出て肌で感じる政治をしてもらいたいものです。
 
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