お久しぶりです。
今日は、タイトルの題材の前に、先日の帰郷でのことについて少し書こうと思います。
28日から2日までは実家の鳥取に帰郷しておりました。
今回再確認したのいが、19歳まではあれだけ嫌だった鳥取が、帰郷の度に恋しく思えてきたこと。
常に何か刺激的なモノに触れたい欲求が強い私は、田舎独特ののほほんとした閉塞した空気に対し、生理的に拒否反応を示していました。特に、高校野球を引退して後はその気持ちが突上げてきたことは今でも新鮮なまま記憶されています。野球やっている時はそんなことを考える暇がなかったという方が正しいでしょうが。
しかし、東京の大学に進学し、今まで20年近く生活した環境を客観的に捉えるようになり、今まで否定一辺倒だった地元に対する考えが変化した。
意外に悪くないな、と。
刺激なモノに触れたかったと記述したが、そもそも刺激とは何か、を考えると、その時々の感情や自己の中での「流行り」に大きく左右されることが多いと思う。論理は余り働かない世界だ。
つまり、行きあたりばったりな行動形式を為す可能性が非常に高いと思う訳です。
感情の働くままに生きていくことは悪いことではないと思う。理詰めの生活なんて息が詰まりますからね。
でも、昨年から続いていた就職活動を中心に、人生の舵を切るステージに差し掛かかり、ふとこう思ったのです。
「果たして『刺激』という抽象的な感覚にばかりに頼り、偏った考えのままでよいのだろうか。」と。
鳥取での就職なんて考えてもいませんでしたが、地元に帰らないなら、なぜそう思うのか、理由を明確にしようと思いました。
その方が後悔するリスクを減らすことはでき、さらに「なぜ就職するのか」という基礎の中でも基本の考えの土台を固めることができるのではないかと考えたからです。
思考のプロセスで地元での就職を選択するに至ったならば、それはそれで間違いのない選択です。両親には反対されそうでしたが(笑)
大分話が逸れてしまったのでこの題材の記述はこの辺りでやめますが、地元をじっくり見つめたおかげで、家族や友人を含めた居心地や環境の良さを発見、再確認することができました。
3日には広島県福山市にて野球部の同期の結婚式に出席。
幸せっぷりを見せつけられましたが、私は結婚なんてまだ考えられません。
新郎からは「結婚はいいよ!でも、ヤスは結婚しなそうだな。仕事好きになりそうだし。」とお言葉を頂いてしまいました(結婚式を挙げたばかりなのに、既に結婚生活の良さを理解していることに驚きを感じると同時に疑問を抱いたが)。
ダラダラ書いてしまいました。そろそろタイトルについて書きましょう。
今日は、最近読んだ湊かなえ著「告白」についてのレビュー。
この作品は、'09年本屋大賞第1位受賞作品(http://www.hontai.or.jp/about/index.html)として注目を浴び、この度映画化され、6月5日から東宝系で全国ロードショーされる予定です。
この小説に手を出したきっかけは、のだめカンタービレを鑑賞した際に、映画の予告編を観たから。
舞台は中学校。担任の先生が、愛娘が担任のクラス生徒に殺された、ということを告白することから始まります。
とにかくこのストーリー性が新鮮で、思わず書籍を手にした訳です。
特徴は、登場人物が語りの主体になり、また、章ごとに語り部が変化すること。
主体が各々の主観を交えて記すため、客観的な情報がありません。
嘘をついている可能性もあるし、話を飛躍させている可能性もある。他の人物の語りから、その人物を探り、推測しながら読むとより話が面白くなるはずです。
触れ込みでは、オチが衝撃的であるとされていましたが、個人的にはそこまでの驚きはありませんでした。文庫化して間もない作品なのでネタバレ記述は避けますが、注意深くロジックを推測すれば予測することができる方は多いのではないでしょうか。
私が感じた良さは、読者を引き込む力。話の展開スピードと、各々の複雑な感情が絡み合いが読者を作品にのめりこませます。上記のように、書き方の斬新さがそうさせているとも考えられます。
反対に、納得いかなかったというか、胸に引っ掛かったのが、作者はこの作品を通して何を訴えたかったということ。
何を感じるかは読者に丸投げな印象。オチは特にそうです。
私個人的に、その釈然としない感想を抱いたので、他の著作を通して湊さんの思考に迫りたいと考えています。
映画も公開予定ですし、興味が出た方はぜひご一読を。
今日は、タイトルの題材の前に、先日の帰郷でのことについて少し書こうと思います。
28日から2日までは実家の鳥取に帰郷しておりました。
今回再確認したのいが、19歳まではあれだけ嫌だった鳥取が、帰郷の度に恋しく思えてきたこと。
常に何か刺激的なモノに触れたい欲求が強い私は、田舎独特ののほほんとした閉塞した空気に対し、生理的に拒否反応を示していました。特に、高校野球を引退して後はその気持ちが突上げてきたことは今でも新鮮なまま記憶されています。野球やっている時はそんなことを考える暇がなかったという方が正しいでしょうが。
しかし、東京の大学に進学し、今まで20年近く生活した環境を客観的に捉えるようになり、今まで否定一辺倒だった地元に対する考えが変化した。
意外に悪くないな、と。
刺激なモノに触れたかったと記述したが、そもそも刺激とは何か、を考えると、その時々の感情や自己の中での「流行り」に大きく左右されることが多いと思う。論理は余り働かない世界だ。
つまり、行きあたりばったりな行動形式を為す可能性が非常に高いと思う訳です。
感情の働くままに生きていくことは悪いことではないと思う。理詰めの生活なんて息が詰まりますからね。
でも、昨年から続いていた就職活動を中心に、人生の舵を切るステージに差し掛かかり、ふとこう思ったのです。
「果たして『刺激』という抽象的な感覚にばかりに頼り、偏った考えのままでよいのだろうか。」と。
鳥取での就職なんて考えてもいませんでしたが、地元に帰らないなら、なぜそう思うのか、理由を明確にしようと思いました。
その方が後悔するリスクを減らすことはでき、さらに「なぜ就職するのか」という基礎の中でも基本の考えの土台を固めることができるのではないかと考えたからです。
思考のプロセスで地元での就職を選択するに至ったならば、それはそれで間違いのない選択です。両親には反対されそうでしたが(笑)
大分話が逸れてしまったのでこの題材の記述はこの辺りでやめますが、地元をじっくり見つめたおかげで、家族や友人を含めた居心地や環境の良さを発見、再確認することができました。
3日には広島県福山市にて野球部の同期の結婚式に出席。
幸せっぷりを見せつけられましたが、私は結婚なんてまだ考えられません。
新郎からは「結婚はいいよ!でも、ヤスは結婚しなそうだな。仕事好きになりそうだし。」とお言葉を頂いてしまいました(結婚式を挙げたばかりなのに、既に結婚生活の良さを理解していることに驚きを感じると同時に疑問を抱いたが)。
ダラダラ書いてしまいました。そろそろタイトルについて書きましょう。
今日は、最近読んだ湊かなえ著「告白」についてのレビュー。
この作品は、'09年本屋大賞第1位受賞作品(http://www.hontai.or.jp/about/index.html)として注目を浴び、この度映画化され、6月5日から東宝系で全国ロードショーされる予定です。
この小説に手を出したきっかけは、のだめカンタービレを鑑賞した際に、映画の予告編を観たから。
舞台は中学校。担任の先生が、愛娘が担任のクラス生徒に殺された、ということを告白することから始まります。
とにかくこのストーリー性が新鮮で、思わず書籍を手にした訳です。
特徴は、登場人物が語りの主体になり、また、章ごとに語り部が変化すること。
主体が各々の主観を交えて記すため、客観的な情報がありません。
嘘をついている可能性もあるし、話を飛躍させている可能性もある。他の人物の語りから、その人物を探り、推測しながら読むとより話が面白くなるはずです。
触れ込みでは、オチが衝撃的であるとされていましたが、個人的にはそこまでの驚きはありませんでした。文庫化して間もない作品なのでネタバレ記述は避けますが、注意深くロジックを推測すれば予測することができる方は多いのではないでしょうか。
私が感じた良さは、読者を引き込む力。話の展開スピードと、各々の複雑な感情が絡み合いが読者を作品にのめりこませます。上記のように、書き方の斬新さがそうさせているとも考えられます。
反対に、納得いかなかったというか、胸に引っ掛かったのが、作者はこの作品を通して何を訴えたかったということ。
何を感じるかは読者に丸投げな印象。オチは特にそうです。
私個人的に、その釈然としない感想を抱いたので、他の著作を通して湊さんの思考に迫りたいと考えています。
映画も公開予定ですし、興味が出た方はぜひご一読を。