転勤して1か月で思ったこと。(最近本を読んで感化されたことも含む)
①その時考えていることは、実は後になってみると非常に狭い視野でしか考えられていない
支店にいたときはその世界がすべてだった。それがすべてじゃないとわかっていても、怒られればへこんだ。しかし、それに浸るのはあまりに狭い。とても狭い道を踏み外さないように神経をすり減らして歩いている感覚が。一つ失敗すれば気分を害されるとか、あまりに狭いレンジで物事をとらえている。
全体感から判断すれば、本当に必要なこと、大事なことが見えてくる。
②慣れた習慣を見直せない、変えられない人・集団は自ら衰弱する
どんないいシステム、完璧と思われる手続きも、時間がたてばその時々に沿わくなる。
周りが変化し、人も変化するのに同じルールを続けることには無理があり、不適切だ。
相対的な周りの変化に対し、古いルールに足を引っ張られ続けるなら、自らその主体は競争から遅れていく。
③何かをひとつ加えるなら、代わりに減らすことも考えないといけない
あれが必要これが必要と、買い物にしろ何かの改善にしろ思うものだが、増やすばかりでは結局一つ一つの注意すべき項目への意識の集中が弱くなる。すべてに集中しようとして頑張っても、それは不幸なことで、結局疲れるだけだ。失敗の確率は手続きが多くなれば多くなるほど上がるのだから、必要最低限に、もっともシンプルに、ということを意識してルールは作成・運営される必要がある。
以上備忘しました。