time-capitalist -2ページ目

time-capitalist

人は誰しも、平等に時間を与えられている。
しかし、その時間をどのように使い、
何に価値を見いだすかによって、人生の質は変わっていく。
時産家 Chronos時間を所有するということ、
Time Capitalist時間は、人生における最も希少な資産である。

時間には、余白が必要だ。

予定を埋めることは、難しくはない。 空いた時間に何かを加えることも、さほど難しくない。

しかし、何も加えずに残しておくことは、意外に難しい。

急いで決めなくてもよいことがある。 今すぐ手に入れなくてもよいものがある。 あえて、結論を先に延ばすことにも意味がある。

以前は、物事を効率よく進めることに価値を感じていた時期もあった。

限られた時間のなかで、より多くのことを成し遂げる。 無駄を省き、選択肢を整理し、最適な答えを探す。

それは今でも、大切な考え方だと思っている。

ただ、すべてを効率で測ろうとすると、見落としてしまうものがある。

遠回りをしたから気づくこと。 
時間をかけたから理解できること。 
すぐに答えを出さなかったから、見えてくるもの。

そうしたものは、必ずしも数字には表れない。

何かを選ぶときも、同じだ。

本当に必要なものがわかっていれば、選ばないという判断にも迷いが少なくなる。

時間も、物も、経験も。

増やすことだけを考えるのではなく、何を残し、何を手放し、何に心を向けるのか。

その判断を、急がずにできること。

そこに、ひとつの豊かさがあるのだ。

余白とは、何もないことではない。

何かを受け入れるために、あらかじめ残しておく場所なのかもしれない。