JQHAクラシックでは、2頭の馬が参加し二人のチャンピオンを輩出しました。


些細な事に注意を払い、一貫した練習が競技会での成功の鍵になります。


あなたが練習後の反省に疲れずに、集中出来なかった事や、間違えを正そうとしないならば、その事に気をつけるようにしなければなrません。


間違えを正そうとしていないならば、小さな間違えが大きな間違えに変化してしまうでしょう。


乗馬クラブ内での練習を正さなければ、あなたはショーに行く事は出来ません。


間違えとは、低いスコアやひどい順位を指すのです。


Untill next time, ride smarter not harder.



貴方の馬、特にショーホースを決して貴方の親友だと思わないで下さい。


世界中の多くのライダーは、馬は親友であると勘違いしています。


もし貴方が親友に頼みごとをしたとすると、多分してはくれるでしょうがそのお願いについて、少し考える時間が欲しい事でしょう。


しかし、馬が貴方の合図について何秒か考えたらその時点でコントロールミスをするはずです。


ショーホースにおいて、その意味はパフォーマンスの低下、すなわち得点が低くなるという事です。


トレーニングされた馬は、ライダーの指示に応えなくてはいけません。


トレーニングとは、ライダーが何を望んでいるかを理解し、受け入れると言う事を仕込むものなのです。


もし、貴方の馬がショーホースでなかったとしても、馬が貴方を理解し、何を聞いているかを受け入れてくれれば乗馬はもっと楽しくなるはずです。


なぜなら、ライダーがコントロールをしているわけで、馬が人をコントロールしているわけではありません。


乗馬は身体的な事と、精神面の両方だと言う事を覚えていてほしいのです。


身体を使っているのは90%が馬で、10%が人です。精神面でいうと90%が人で、10%が馬です。


この事が、反対になってしまったらコントロールが難しく乗馬が楽しめなくなるわけです。


Untill Next Time, Ride Smarter Not Harder.

私がトレーニングしている時や、ライダーにレッスンしている多くの時に、大きいステップではなく小さな改善がされた事を探すように心がけています。


小さなステップ、大きなステップでないものは馬とライダーに正しいパフォーマンスの基盤を作れます。


馬のトレーニングや誰かに正しい事を教えると言う事は、長い年月がかかります。


時間ごとや、日数で計る事は出来ず、一週間単位や月ごと、そして一年間という長さになります。


馬とライダーは繰り返し繰り返し行う事が改善になり、正しい事を学んでいきます。


経験豊富な目を持っている人が見守ってくれるか、一貫したトレーニングで貴方の馬を改善してくれる人が重要です。


悪い乗馬とパフォーマンスの悪い習慣を入れ替える事が、最終のゴールです。


どうか一晩で馬が良くなるという事を望まないでください。


トレーニングや乗馬の向上には、忍耐と時間がかかるものです。


覚えていて欲しいのは、もしあなたや貴方の馬の一回毎の改善が少しでも、一年経てば大きく変わり良くなっていることでしょう。


Untill Next Time,Ride smater Not Harder.


乗馬クラブにとって、掃除が行き届いている事と安全性は重要なことです。


私は、日本のお客さんが乗馬クラブに対して意見を言わない事に驚かされます。


アメリカでは、彼らが心地よい場所にするために、はっきりと意見をいうので私の耳にもすぐに伝わり,早く改善されます。


清潔で安全性の高いクラブは、正しいトレーニングとレッスンに不可欠なものです。


私自身も、そのような施設であれば自分のモチベーションも高まります。


ライダーは、そのクラブが施設や馬達をどの様にケアしているのかを見続ける必要があります。


良いレッスンとトレーニングは、管理された施設から始まっていますから。


Untill Next Time,Ride Smarter Not Harder.

土曜日にパディーフィールドでクリニックをしました。


しかし一日中雨だったので、ライダー達は屋根付の丸馬場で2回づつ騎乗し、鞍の上での姿勢について練習しました。


2回目の乗馬の際は、馬の脚をコントロールする事に焦点をあてました。


多くのライダーは練習に丸馬場を使いませんが、私は雨の時は頻繁に使います。


ライダーは丸馬場では方向を気にする必要がありません。


私は参加者の皆さんがコントロールについて、とても改善されたと感じました。


馬体のコントロールとは、脚のコントロールの事です。


馬が方向を変えるときは、脚がそちらの方向に向かわなくてはなりません。


馬の首や頭だけを行く方向に向かせても、馬は方向を変えられません。


どんな方向転換もスピンやピボット、ロールバック、リードチェンジなども脚の向かう方向が一番大事な事です。


次回、馬に乗り方向転換を馬に伝えた時には、脚のことについて考えてください。


Untill Next Time Ride Smarter, Not Harder!!