シリーズ1・カード1

発行枚数300枚


所有者はNFT界の最高の栄誉とされる「300クラブ」の一員とみなされる

チェーン: カウンターパーティー(XCP)

マウントゴックス事件の余波が続く2016年。最初のレアぺぺカードが登録された頃はNFTはおろかブロックチェーン技術そのものがまだ知る人ぞ知るものだった。
存在を知っている人々にとってもほぼ投機対象と見られており、ビットコインをはじめとする暗号資産(当時は仮想通貨と呼んでいた)には使いみちがないとする見方が大勢を占めていた。
そんな中、業界の片隅でトレーディングカードやゲームにブロックチェーンを使用する仕組みが生まれ、スペルオブジーニアス(SoG)やメモリーチェインといった実験的先駆的な試みがなされた。
それら先駆者に追随して生まれたコレクションがレアぺぺカードである。

ミント番号を持たず枚数で管理されるというFTに近い要素も持ったNFTである。
現在でもエディションナンバーを発行しない複数枚発行のNFTがあるのでそれらの先祖とも言える。

さて、そのレアぺぺカードの最初の1枚がこのRAREPEPEである。
RAREPEPE(レアぺぺ)はコレクション全体の名前でもあるので、区別するためにカード上部の記述からナカモトカード(Nakamoto Card)と呼ばれる。

このカードの絵柄はビットコインの考案者サトシ・ナカモトと当時みなされていた人物の写真をカエルのぺぺ風に描いたものである。
「ビットコインの創始者とカエルのペペ」。まさに黎明期の暗号資産界隈を代表するモチーフである。
暗号資産のビンテージNFTとしては恰好の題材であり、それがこのカードの人気の理由の一つでもある。

2016年〜2018年の最初のNFTブームを牽引したのがレアぺぺコレクションである事を考えれば、このカードは世界初の人気NFTという立ち位置となる。

そのため、300枚というやや多い発行枚数ながらビンテージNFTの最高級品とされ、現在では数千万円もの高額で取引される。

2021年の第2次NFTブームには、所有するだけで栄誉とみなされるビンテージNFTとして注目を集めたため活発に取引され、9月には1枚に7000万円もの値段がついた。

価格が落ち着いたとはいえ2023年3月現在の最終取引価格は2400万円(18万4千ドル)となっている


総発行枚数は300枚というが一部バーンされてしまったカードがある。Emblem Vaultに格納されたままVaultごと焼かれたカードがあるという情報も出回っており、実際の現存数はさらに少ないものとみられる。

日本はレアぺぺカードの渦の中心地の一つであり、初期のレアぺぺ作者に日本人が多い。
そのためこのナカモトカードの所有者=300 clubには日本人が多くいるものと推測される。