ウォルナットの木口仕上げ用突板テープ。
本体の内側外側に隙間無く張り付けています。
本体の身自体は発泡ウレタン。
管体内側のストレート部分とベルボトム部分の直径や割合や角度など全て自在にセッティングして製作出来る方法で完成しました。
そして重量は900g程度。この大きさの材木塊の削り出しだったら5~8㎏とかにはなるでしょう。ウォルナットだし。
若干表面が柔らかいのでグッと握ると弾力を感じますが、吹き応えやサウンドはなかなかのものです。
大きい音も出るしトゥーツもしっかり遠鳴りします。第2トゥーツまではコントロール出来そうです。

 
 
 
大分前に桐で面白いディジュを製作するつもりになっていて、年末に向けて少しずつ仕上げていました。桐の鉋屑を張り付けて足し増ししていった、桐のヘギディジュ。

K原さんに軽くてトゥーツが近いディジュを、とご要望も有ったのでちょっと挑戦。

まずは桐の板から15ミリ程度の幅で鉋削り。
ポキポキ折れない厚みで、ペラペラではない薄さ。出来れば直線的に。これが結構難しい。
大きいごみ袋に3袋くらい鉋屑を集めて、使えそうな場所から貼り重ね。

トゥーツは近い様に若干ボトムを広く広くしていき、ボンドなどで固定。
内塗は油性のウレタンでしっかり塗膜。外はオイルで着色後クリアー。

中央部分が細身なので若干強度的に柔らかめですが、1㎏程度とそうとう軽いです。
内側にひだが立っていて若干こもった中にも芯の有る音で倍音も気持ち良いです。
マウスピースは桐の削り出し28㎜。
夏場など高温になる時は全体が柔らかくなりそうなので、外骨格的なフレームを付けても良いかな。
 
 
 
 
 
 

W氏がご購入下さったロイヤルオークのディジュ。

僕の製作時には白くてグラデーションさせていた上胡粉とアクリルクリアーの仕上げでしたが、W氏も確認&共同作業にてがっちり細身に削ってすっきりした美しいラインに。

そしてW氏のアイデアでうちのオイルステイン(ウォルナット色)とアクリルクリアーを積層させて素晴らしい奥行きのある、黒ではない何とも深みの有る濃い色に仕上がりました。

素地のロイヤルオークは集成材なんですが、フィンガージョイントも全く見えず、でも木目の感じが何となく光の当たり方で黒の向こうに透けて見える、上品かつ高級感の有る、しかも非常に力強い素晴らしい塗装になりました。

一番いい所は、ユーザーご本人のアイデアで、削り、磨き、塗装仕上げをした所。本人の最高への気持ちが注ぎ込まれて、ちょっとそこらで買って来たもの、とはまるっきり違う思い入れになったと思います。

これで楽器と真剣に向き合えますし、音にも揺らぎ無い信頼が入る様な気がします。

一緒に演奏出来るのを楽しみです。