石神井砲と超電子バイオキャメラで一世を風靡した守岡博士と陰の功労者さほ。何やら黒い感じがしてきた。

さほ:博士。ただ彼の能力はもう少し研究する必要があります。また既にチモール星人徒党を組んでいる可能性がありますので、慎重に任務を遂行します。

守岡博士:うるさい!とっととやっちまいな!

さほ:おめぇ、誰に食わせてもらってんだよ。口の利き方に気を付けろ!

守岡博士:サーセンw

さほ:w←これは余計だ。

守岡博士:すいません・・・。これを作ったんで使って下さい><

 すると博士はさほを研究所の奥へ連れて行った

さほ:こ、これは・・・?!

守岡博士:これこそが私が作り出した究極のロボット、ザブンガーToMだ。

さほ:?!意外と地味ですね。25歳の成人男性にしか見えませんが・・・。

守岡博士:ザブンガーは全て有機物で作られている。簡単に言えばドラゴン○ールの人○人間
17号と18号のようなものだな。両手から最大出力でこの銀河を滅ぼす破壊力を持つ、ザブンガー砲を発射可能だ。戦闘能力以外は人間と変わらん。己の意志で動く。

さほ:危ねぇよ!これ!少年一人倒すのにこんな危ないの要りませんよ。それに裏切ったりしないんですか?

守岡博士:先に言うな!それをwチモール星人が怖いからな。とにかく起動だ!

 裏切るんですね。分かります。博士がカプセルみたいな装置のボタンを押すと中からザブンガーToMが現れた。

ザブンガー:おつかレイテーム!作ってくれてありがとね!取り敢えず宮脇って言う子消せば良いんでしょ?ちょっと行ってくるわ!

 そう言ってザブンガーToMは物凄い早さで飛んでいった。

さほ:かーるくね?そして物わかり良すぎじゃね?

守岡博士:・・・。
 前話で誰かと怪しい会話をしていた歯科衛生士。彼女はコードネーム『さほ』、23歳。昼は歯科衛生士、夜は何とあの守岡研究所でただ一人の助手として働いていた。となると謎の声は守岡博士であることは容易に想像が付くだろう。これ以上話を引っ張っても火傷するだけだ。

 んなわけで話の続き・・・。

さほ:宮脇少年に関するデータ送信完了です!それより、博士!この前の石神井砲の稼ぎはどうしたんですか?

守岡博士:ん・・・。ぁあ・・・。んあ・・?!

さほ:全く!また厨2のフリですか?いつもいつもそうやって!

守岡博士:ゴメン!ゴメン!あと5000億ぐらいタンスにしまってあるから><

さほ:残り200兆円はどうしたんですか?

守岡博士:キャバクラで・・・。誕生日だった子にハワイとグアム買ってあげたら無くなっちゃって・・・。

さほ:やっぱり・・・。ていうかまた島買ったんですか?ていうかどんだけ~。ていうか売る方も売る方ですけど。

 凄い才能を持つ人はたいてい決定的に何かが欠けている。このように守岡博士も例外ではなかった。ちなみにこの世界の貨幣価値も2010年と変わらない。ただちょっとだけ厨2病が多い世界。それがチモール星人VSザブンガーの世界である。

 シモシャークジにある守岡研究所は外から見ればただの1Kアパ-トであるが、空間歪曲装置によりその空間を拡張させることが出来る。最大で北海道くらいの大きさまで広げることが可能だ。

 しかしそれには電力やジャペンでは採れない特殊な鉱物や金属を使用するため、多額の維持費がかかる。その維持費捻出のため、さほは守岡が稼いだ資金や研究費を元手に財テクで稼いでいた。だが守岡は国家予算クラスの金額を一瞬にして使い切る天才的浪費家であり、さほの健闘も虚しく、いつも維持費の捻出がやっとな状態であった。

さほ:で、例の少年の件なんですが、やはり・・・。

守岡博士:チモール星人と接触が可能な人間だからな。

さほ:でも、彼は・・・。夢を見たと勘違いしていて・・・。

守岡博士:向こうから接触してくる可能性もあるだろう?そうなったら軽くやばいじゃん?

さほ:・・・分かりました。彼を始末し、彼に関係する人間全員に対し、彼の記憶の消去を行います。

守岡博士:よし!それでいい!

さほ:ただ博士・・・。記憶消去装置は少々誤作動気味ですよ・・・。

守岡博士:だが!それがいい!
 セッタガーヤ区に住む宮脇少年は14歳、くしくも中2であった。彼は頭も良く、スポーツ万能で、おまけにギターが天才的に上手いというオプションまで付いていた。また狙ったようにイケメンで、新宿の2丁目辺りで人気が爆発しそうな顔立ちだった。勿論女性にもモテた。彼の夢は途上国で医療の普及に努め、一人でも多くの命を助けると言うものだった。 *これらは全て妄想ではない。

 そんな宮脇少年が学校帰りの公園で、青く光る物体を発見した。それは宮脇少年の脳に直接日本語で語りかけてきた。

 青いの:ん、君は人間か?私が見えているようだな。君のような奴は初めてだ。

 宮脇:そうだけど・・・。まさか君はチモール星人?!うっ!うわぁ!

 青いの:君たちの言葉ではそう言うことになるのか。しかしセンスのない名前だ。まぁ待て。私はメディアで報道されてるような悪い生命体ではない。

 宮脇:ええ?

 チモール星人:私達に侵略の意志はない。それに我々は綺麗な心の持ち主にしか見えない。ドラゴン○ールで言うと筋斗雲に乗れるくらいでなければダメだ。女性で言えば八方美人ではいけない。全方位美人でなければならない。℃-○te 矢島○美のようなな。

 宮脇:見える見えないってそんな曖昧な基準なのか?かつて漫画を帰省した条例みたいだぞ?!しかもどうして100年以上前に流行った漫画とアイドルが出てくるんだ?!ますます信用出来ないじゃないか?だってあの守岡博士が言ってたんだ・・・。

 チモール星人:守岡・・・。そうか奴が諸悪の根源か・・・。これだけは言っておく。奴には気を付けろ。まだ調査中だが、これだけは言っておく。

 宮脇:ええ?どういう意味?

 チモール星人は去っていった・・・。あまりに突然の出来事に混乱した宮脇少年は昨晩の宿題のやり過ぎによる睡眠不足もあり、その場に倒れてしまった。でも倒れていたのは5分くらいで、すぐに起き上がり何事も無かったかのように家路に着いた。

 翌日宮脇少年はムサシノ市ジョウジキッチンの歯科医院に居た。完全無欠のスーパーイケメンかと思われた彼の唯一の弱点は虫歯だった・・・。

 宮脇少年:そう言えば昨日学校帰りに公園で倒れて変な夢見たんですよね・・・。青いアメーバ状の奴がチモール星人とか言い始めて・・・。守岡博士に気を付けろとか・・・。変な夢でした。

 担当の歯科衛生士:え?君も厨2病になっちゃったの?歯科じゃなくて他の科に行きなさい!

 宮脇少年:はい・・・。

 宮脇少年は帰ってしっかりと睡眠を取った。その後・・・。

 担当の歯科衛生士:一人目の接触者を発見しました。宮脇少年、14歳、虫歯です。

 電話の声:そうか。詳細なデータを送ってくれ・・・。

 果たしてこの歯科衛生士は何者なのか?次回へ続く・・・。