eBay の販売を始めたばかりの初心者セラーが扱わない方がよい商品があります。
フィードバックがゼロ、または１０～５０以下など、販売取引数の少ない「販売の初心者」セラーが以下のような商品を扱うと、詐欺／トラブルに遭う可能性が大きいです。
今回書いた、以下の３つの項目を仕入れる場合は、仕入れ価格もそれなりにかかると思いますので、イタい目をみないように、初めたばかりの頃は避けた方がいいかと思います。
仮に金銭的損害が少ないにしても、eBay を初めたばかりの頃に 被害やトラブルに遭うのは精神的ダメージも大きいです。経験あるセラーさんでさえ、些細なことで「バイヤーがこう言ってきた～」、、とメソメソ、ドキドキ、プンプンする人を多く見かけます。バイヤーのクレームにいちいち感情的になるタイプの人は、初心者でなくても、トラブルの可能性のある商品は避けるべきでしょう。
１）高額のスマホ。特に iPhone。または腕時計、カメラなどの高額の家電
２）有名デザイナーのバッグ
３）ギフトカード。特に iTunes カード
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１）高額のスマホ。特に iPhone。または腕時計、カメラなどの高額の家電
受け取った後で、iPhone の中から重要なパーツを取り出したり、古いパーツと交換したりして「あなたから買った iPhone が起動／機能しなかったから返品します／返金してください」、、というような手口の詐欺があるようです。
パーツを古いものと交換し「動かないから返金してください」という手口は、カメラなどの家電でも起こりえます。返品された時には、同じ値段で売れない状態になってるということです。仕入れ価格が１ドルとかなら惜しくもないですが、何十ドル、何百ドルもかけて仕入れした場合は大損です。
あと、アメリカから国外に発送する際、スマホは保険でカバーしてくれないようです。なので、アメリカ在住のセラーさんでどうしてもスマホを販売しなくてはならないときは、アメリカ国内限定で販売されることをお勧めします。
２）有名デザイナーのバッグ
昔の eBay では、コーチやらグッチ等、デザイナーのバッグ類も人気だったのですが、最近は、出品に関して大変厳しくなっているようです。特に販売を始めたばかりのセラーが取り扱うと、eBay に出品を取り下げられることもあります。
特に、ニセモノが出回っているブランドに関しては要注意です。出元が分からない商品を本物だと証明するのは難しいでしょう。バイヤーや観覧者からも「ニセモノですよ」とクレームが来ることもあります。そんなやり取りも面倒なものです。
とにかく、トラブルの多い分野だと思いますので、特に初心者の方は避けましょう。
３）ギフトカード。特に iTunes カードは危険
ギフトカードも、昔はこんなに危険な感じではなかったのですがね、、私もギフトカードの販売は、かなり慎重になり、避けるようになりました。
eBay のギフトカード販売の規定 (policy) では「コードをメール／メッセージするのは禁止」になっています。オンラインでの買い物が増えてきた今では、カードを受け取らずとも、カードの番号さえ受け取ればお買い物ができます。コードだけをメール発信となると、郵便代が浮くので、セラーとしてもバイヤーとしても利用したい方法ですが、絶対にダメです。
「コードのメール発送はいたしません」と説明に書いていても、「コードをメールしてくれる？」と聞いてくるバイヤーも多いようです。例外なしで、これは避けなければいけません。「eBay の規定にもあるように、カードを『郵送』する方法しか行えません」と答える必要があります。
どうして eBay が「コードのメール禁止」という規定を作っているのかというと、、、
「カードを郵送しない」場合は「追跡番号」をアップできないので、「セラーが商品を発送した」という証明にならず、バイヤーが「受け取らなかった」とクレームを出してきた場合に完璧に不利です。eBay は詐欺に遭い泣き言を言ってくるセラーの数を減らすためにも、このような規定を持つ必要があるのでしょう。
郵送した場合も、受け取った後でカードを使用しておいて「使えなかった／残高がゼロだった」という手口でクレームしてくる可能性もあります。
たとえば iTunes は、スクラッチ部分のコードがなくとも、Apple に電話すれば利用履歴を確認することができます。私も iTunes カードを売ったことがあるのですが、「こちらでカードのコピーの控えを持つので、いつ使用されたかを判明することができます」などという脅しをズラズラと書きましたね。
そしてギフトカードはとても軽量ですが、高額の場合は、普通郵便ではなく保険のつく Priority 等で発送します。高額のギフトカードは、私は無料で自分が使用しない種類のが転がり込んで来たとき以外は扱う予定はありません。骨が折れます。
特に iTunes カードは一番トラブルが多いと聞きます。初心者は避けましょう。経験抱負のセラーも避けたいカテゴリーかもしれません。
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あとがき
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ところで iTunes カードですが、私、一度、スクラッチ部分をガリガリっとやりすぎて、コードをダメにしたことがあるんですよ。
カード上に書いてあった電話番号に電話したら、スクラッチ部分以外の場所に書いてあるコードを聞かれて、それを読み上げたら、すぐに残高を復活させてくれました。
iTunes カードは、アマゾンと同様、非常に人気なプレゼントの一つですね。なので確実に売れるのですが、私はパスです。もっと楽しい商品がたくさんありますよ～。
