前話の続きですが、本Aは遊び心溢れる大阪環状線の駅メロを紹介しています。

 

拠点駅である大阪駅の「やっぱ好きやねん」(やしきたかじん歌手)で始まり、桜ノ宮駅は「さくらんぼ」(大塚愛歌手)で語呂合わせ、JR鶴橋駅は「ヨーデル食べ放題」(桂雀三郎withまんぷくブラザーズ歌手)で駅周辺に多数ある焼き肉店での食べ放題を歌う。

 

本Aの見逃せない情報は、ウエブサイト「ご当地駅メロディー資料館」の紹介です。ネットで検索するとすぐに出ます。

 

これによると、東京メトロの神田駅は「お祭りマンボ」(美空ひばり歌手)、銀座駅は「銀座カンカン娘」(高峰秀子歌手)など続々と、お馴染みのご当地ソングがでます。

いま読書中の「駅メロものがたり」(藤澤志穂子著、交通新聞社、2024年)(A)は、日本全国の駅メロの由来を研究し、18駅について記述したものです。第3724―3727話で紹介した、鉄音の本(B)より、さらに駅メロに特化した本です。

 

歌でみると、Bが書いていた「なごり雪」、「上を向いて歩こう」については、Aがさらに詳しく書いています。

 

また、JR西日本の桃谷駅を書くところで、「酒と泪と男と女」が中心ですが、同社が、大阪環状線を売り出そうと、他の駅にも、大阪らしい発車メロディーを張り付けたと書いています。

 

Bが書いていた「あの鐘を鳴らすのはあなた」や「夢想花」に加えて、数駅を追加しています。

先日の公共放送ラジオ深夜便午前3時台は、第3785話の続きで、作曲家古賀政男特集のパート2でした。

 

12曲流れた中で、1曲目が「悲しい酒」(台詞入り)、12曲目が「柔」となり、美空ひばり歌手が、冒頭と締めを独占し、古賀氏との強い結びつきを示しました。

 

一方、5曲目の「涙のチャング」(小畑実歌手)は、アンカーも言うように、幼少期を朝鮮半島で暮らした同氏の思い出の詰まった曲ですが、過去に、深夜便に登場するたびにダムのカラオケを探すのですが、一向に登録されません。もう、歌う人がいないのでしょうか。

 

なお、10曲目の「浜昼顔」(五木ひろし歌手)は、戦前に作曲した曲の歌詞を新しくしたものでした。