春も終わりに近づいてきた。
暖かく爽やかな空気が、心を幸せにしてくれるそんな季節。


この季節になるとふと聴きたくなる歌がある。
歌詞、ギターの音色、和を感じるピアノの旋律、
どれをとっても日本の美しさが溢れ出ている。
森山直太朗の「時の行方~序・春の空~」
ぜひ歌詞を読みながら歌を聴いてほしい。
言い回しひとつでここまで情緒ある自然や色、音までを思わせるなんて、森山さんの語彙力には本当に脱帽してしまう。
日本語は綺麗すぎる(語彙力欠如)


そして、4月末に私は退職をする。
ちょっと前に入社したばかりなのにな、と笑ってしまうくらい短い間であった。良い人ばかりだった。
その人たちと別れることだけがただ辛い。
新たな場所でもうまくやっていけますように

「このまま色とりどりの季節にただ身を任せ 貴方にたどりつきたい」

私も。
とうとう時が訪れたようだ。
応援している人たちが「兵役」に行くんだって。

2年間会えなくなるは淋しい。

それよりも、2年後も変わらずに好きだよと言える自信がないことが悲しい。

人の心は分からないから。

ウニョク、ドンへ、シウォン、
がんばれ(^ ^)

まだまだ叫び足りない
うりぬんエルプえよ!と。
キュヒョンのソロ曲を聴いて一言
「バラードだけはやめろ。
お前が歌うまいのは知ってるから!
ロックやダンスをしよう!」
彼の朋輩であるチャミと同じ感想を抱きました。

歌詞はありふれた別れの歌。
けれど、この歌には季節や香りを感じるフレーズがよく使われていて情景が思い浮かびます。

たとえば、彼女と別れた夏の名残り
疲れてうつむいていたけど、街路樹の銀杏が色付きはじめて、やっと顔を上げてみた。
さらに街を歩きコーヒーの薫りが漂う道でようやく笑うことができた。
彼女と手を繋いだことを幸せだったと思う。
今でも光化門に行くと、彼女がいるのではと淡い期待を抱いている…

ここで取り上げたいのは
夏の名残→和らいだ暑さ
街路樹の銀杏→黄色・香り
コーヒーの薫り

視覚も嗅覚も、体感温度もすべてが
分かる曲になっている。

別れてしまったけど、記憶を思い返して
幸せだったと。

感情だけを書き連ねただけでないので、
彼の思い出を少し触れてみたような
そんなリスナーの気持ちです。