今日はマヤ神聖暦『シカ 2』(死周期)
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今日取り上げた過去記事は、『銀河の音』について。
まず最初に記さなければならないのは
『銀河の音』という名称は古代のマヤにも、現在のマヤの伝承にも無い ということですね。
もちろん、マヤの伝統に『13』という数字はありますし
マヤの文明は『20』と『13』を大切にしていたし
それが『・』と『ー』の組み合わせで表されていたのは間違いないのですが
『1』から『13』までの数字を『銀河の音』と呼ぶことはありません。
この『銀河の音』というのは、ホゼ博士が新しい暦を創った時に用いた名称なので
ホゼ博士のオリジナルですね。
なので、「古代マヤ人が使っていた『銀河の音』です」という言い方は間違いなんです。
(ちなみに、『紋章』というのもホゼ博士の創作名称で、古代マヤやマヤの伝統に『紋章』という名称はありません。
まぁ、『紋章』って響きはカッコいいけどね)
こうやって書くことは、いつものお約束ですが
「どちらが正しくてどちらが間違い」と言っているのではなくて
古代マヤ文明から現代まで伝承されるマヤの暦と
ホゼ博士の創った新しい暦は全く別の物
というだけのことですね
だから、ホゼ博士の暦を使うなら『銀河の音』という名称で1~13を表すのは間違いじゃないけれど
それは「古代のマヤの伝統」には当てはまらない ってことで
この《切り分け》をしっかり理解することが大事だし
それこそがマヤに対するリスペクトなんですよ
さて
本当のマヤの伝統であるマヤ神聖暦でも1~13の数字はあり
その一番の意味は「エネルギーの大きさ」を表しています。
単純に言えば、「1」が一番小さく「13」が一番大きいということになりますが
ここでまた‟様々な意味とシチュエーション”が登場するので(笑)
それがまたフクザツな部分なんですよね
というわけで、今日のリライトは
『銀河の音』と、マヤに伝わる『1~13』は違う
ってことだけご理解いただけたら嬉しいなぁと思い書きました