(2014年10月6日に書いたものです)
日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手が引退されました。
日ハムファンだけじゃなく、楽天ファンも「稲葉ジャンプ」で歓声を送ったんですね。
北海道新聞の記事の中に
>「引き際に惜しまれる選手はいる。ただ、泣かれる選手は多くない」
という一文がありました。
これを読むだけで、稲葉選手のイメージが伝わります。
稲葉篤紀選手は、Kin27『青い手』と『青い手』 銀河の音は『1』。
『青い手』は体験型の紋章 というのは
度々書いていますので、覚えていらっしゃる方も多いと思います。
そう。
『青い手』というのは、体験学習をしていく紋章。
教室で、黒板に書いていくら説明されても
体験しないと身につかない…というタイプ。
だから、『青い手』は
人よりも体験することが多いですし
一見するとマイナスに思われる体験も多いんです。
スイッチの入ったアイロンは熱い というのは
誰でも見ただけでわかるのですが
『青い手』は、ついついそれに触ってしまう…みたいな(笑)
それで、触って火傷して
「あ~、やっぱり熱かった~」って再認識する…みたいな(笑)
「わかっていても体験してみる」
「体験して、納得する」
という紋章なので
自らも体験するし、体験もさせられる ということなんですね。
でね、『青い手』は「手間暇をかける」ことが大事。
手抜きをすると、そこがウィークポイントになってしまうんですよ。
稲葉選手が「努力の人」「練習の虫」と言われるのは
紋章的に、特性を活かした生き方と言えるんです。
とはいえ、「手間暇をかける」ということは
気をつけないと、プレッシャーにもなりかねません。
また、自分が手間暇かけてると
周囲にもそれを要求してしまったりね。
そうなってしまうと、それがマイナスにつながってしまうので
程良い感じで「手間暇をかける」ことが大事。
自分が上手に「手間暇をかけて」いれば
周囲もだんだん影響されていきますもんね。
つまりは、「背中を見せる」ってこと…かな。
稲葉選手は、今年のお誕生日から
『白の時代』の4年目に入りました。
『赤の時代』の勢いがだんだん落ち着いてきて
しっかりと内省をする時代ですね。
そして、今年のお誕生日から回るエネルギーは
「一たん荷物を置いて、身軽になって再スタートしなさい」
というもの。
“引退”という一たんの区切りで荷物をおろして
これからはまた違った形で、活躍されていかれるかもしれませんね。
稲葉選手、お疲れ様でした。