(2014年2月13日に書いたものです)
昨日は渡部暁斗選手の銀メダルで沸きましたね。
しかし、ノルディック複合って、なんて過酷な競技なんでしょう!
あの競技には、精神力が相当強くないと出場できないんじゃないかな。
渡部暁斗選手は、Kin78 『白い鏡』と『白い世界の橋渡し』 銀河の音は『13』。
こういう記事を書くにあたって、その方のことを調べるのですが
渡部選手の言葉に
>「五輪のメダルを取れないで、『W杯の方がレベルが高いんだよ』と言っても説得力がない。今後の僕の発言にとって大きいこと」
というのがありました。
存じ上げなくて失礼ですが、渡部選手はW杯は4勝されているんですね。
ワールドカップで優勝というのは素晴らしいことだと思うのですが
やはり、オリンピックって、見る側にとっても出場する側にとっても“別物”。
それは否めないと思います。
だから、自身の成績を自他ともに納得させるためにも
オリンピックのメダルというのは、大きな意味を持っていたのでしょう。
『白い鏡』は「言っていることとやっていることが違う」というのをとても嫌がる紋章です。
きちんとした秩序を求め、そのためには自らを追い込むことを厭いません。
逆境に強い、自立心を持った方なんです。
今回、オリンピックでメダルを取った上で、『W杯の方がレベルが高いんだよ』と言われたら
これは説得力のある言葉になりますよね。
また、渡部選手のシーズンの成績を見ていたら、
2012~2013は、渡部選手自身が「(4位が)僕の居場所という感じですね」とコメントするほど
あと一歩で表彰台を逃して4位に甘んじることが続くシーズンだったようです。
調べてみると、2012年のお誕生日から
渡部選手は黄色の時代の11年目に入られていました。
11の年。試される年だったんですね。
そこで信念を曲げず、研鑽を続けたことが
今回のメダルにつながっていることは明らかです。
試される年には、きちんと自己を見つめて方向性を見極めること
これがとても大切なんですよ。