(2013年7月26日に書いたものです)

 

昨日・一昨日と英国王室の関係性を見てきましたが

日本にもちょっと似たような関係性のご家族があります。

 

伝統の世界の、歌舞伎役者さんのご家族です。

 

 

昨年亡くなられた中村勘三郎さん。

ご葬儀の時の長男勘九郎さんのご挨拶は、胸を打つものがありました。

 

ですが、勘三郎さんと勘九郎さんは、マヤ暦的には関係性がないのです。

 

ご長男が勘九郎を襲名しているし、このまま行けば勘三郎の名跡もご長男が継がれると思いますが

勘三郎さんと関係性があるのは、実は次男の七之助さんの方だったんですね。

 

また、勘九郎さんは、奥様の前田愛さんとは反対の関係、背中合わせの関係だけです。

ただ、お父様の勘三郎さんと前田愛さんは、神秘(おむかいさん)の関係性です。

 

 

こういう場合、もちろん夫婦になったお二人も惹かれあって結婚したのでしょうが

前田愛さんは『中村家(波野家)』に望まれてお嫁に入った・・・と解釈されます。

前田愛さんは、七之助さんとも神秘(おむかいさん)の関係なんですよ。

 

 

となると、勘九郎さん、あんなに真面目な雰囲気で、お父様の跡をしっかり継ごうとしているのに

お父様とは関係性がなく、奥様とは反対の関係だけ?え~?

なんて、ちょっと心配になりませんか?(笑)

 

 

そこでキーになるのが、またまた七之助さんなんです。

七之助さんはお兄さんの勘九郎さんとは類似(おとなりさん)の関係性を持っています。

 

だから、英国王室のヘンリー王子のように、七之助さんが『中村家(波野家)』の要の役割を担っているんですね。

 

そういえば・・・七之助さん、若い頃ちょっと不祥事がありませんでしたっけ?

そんなところもヘンリー王子に似てるかも(苦笑)

 

勘九郎さんのご長男の七緒八(なおや)くんは、勘三郎さん・勘九郎さんそれぞれと関係性があり

七之助さんとは同じ紋章を持っています。

ですから、ゆくゆくは七緒八(なおや)くんが跡を継いでいかれることになるでしょうね。

 

本当に、家族の関係性はなかなか深いものがありますよ。

でも、そこには必ず意味があるのだと思います。