今日は、古代マヤ暦で『ワニ １１』。
“マヤ暦”的に表すと、Kin １４１。
『赤い龍』と『青い猿』 銀河の音は『１１』。
とうとう今日が私の《マヤ十字期間》の最終日。
年をまたいだせいか？
バタバタ忙しかったせいか？
《マヤ十字期間》のスタートが、かなり昔に感じる
『シカ １０企画』もやらせていただけたし
なかなかに充実した日々でした
１ツォルキン後の《マヤ十字期間》が楽しみだなぁ
(気が早いw)
さてさて、昨日の記事の続きを…と思ったのですが
「“マヤ暦”の紋章と、古代マヤ暦のサインの意味は違うのですね
」
という驚きのお声がいくつか寄せられましたので
ちょっと、“マヤ暦”の紋章のことを整理してみたいと思います
毎度繰り返しとなりますが
今、世間に広く“マヤ暦”として知られているのは
ホゼ博士が考案された新しい暦 『ドリームスペル暦』を基にしたもの ですよね。
つまり、“マヤ暦”という名称で知られていますけど
古代のマヤの暦ではないし、本当のマヤの暦でもないわけです。
古代のマヤの暦ではないものが、何故“マヤ暦”として広まったのか？というのは
私がうかがったところでは
ホゼ博士の日本でのセミナーに参加された、故メムノシス Jr.(←日本人ね)氏が
そこでの学びを基に『古代マヤ暦の暗号』(絶版)という本を書かれたのが始まり…
ということでした。
(左は、ホゼ博士の著書 「マヤンファクター」です)
何故、『ドリームスペル暦』の学びを「古代マヤ暦」とされたのか
その意図は私にはわかりません。
ただ、「古代マヤ暦の暗号」もそうですが
もう一冊の「古代マヤ暦の秘密」という本を見ると
明らかにホゼ博士の『ドリームスペル暦』が基になっているのがわかりますよね。
「赤い竜」「白い風」「青い夜」「黄色い種」…
これらは、全てホゼ博士が考案されたものですし
「紋章」「ウェイブスペル」という表現も古代のマヤの暦にはないものですから。
でも、「古代マヤ暦」というタイトルの本であれば
それは古代のマヤの暦と思っちゃうから…
この流れのメソッドが“マヤ暦”と誤認されるのも仕方がないですよね。
(いや、仕方なくないんだけど
)
とにかく、この辺で
新しい暦の定義が、まるで古代のマヤの暦の定義かのようにゴチャゴチャになってしまったようです。
何度も書いちゃいますが
古代マヤ暦には「赤・白・青・黄」という色のつくサインは無いし
竜や種や魔法使いや空歩く人はいないのです。
また、ホゼ博士の考案された「赤い竜」とか「白い風」とかの太陽の紋章の本来の定義は
３つのキーワードだけ。
「赤い竜」なら『誕生』『育む』『存在』
「白い風」なら『スピリット』『伝える』『呼吸』
といったように。
“マヤ暦”で学んだように
「赤い竜は勢いがあって、リーダータイプ。面倒見が良い。
架空の存在だから、血のつながりを大切にする。
プライドが高く、弱みを見せないので限界まで頑張る。完全掌握型でもある」
というような“特性”は、ホゼ博士の定義には無いはずなんです。
なぜなら、ホゼ博士はこの新しい暦を「占い的に使うのはナンセンス」とおっしゃっているから。
つまり、この“特性”は、古代のマヤの暦でもドリームスペル暦でもない
“マヤ暦”の独自のものということですね。
すご～～～～～～く失礼な表現をしてしまえば
古代マヤ文明からインスパイアされて、アメリカ人のおじさんが作った新しい暦を
日本人のおじさんが少しずつ作り変えて広めたもの
これは、もはや「マヤ暦」じゃないよね
古代マヤ文明や古代マヤ暦のエッセンスを取り入れていたりして
似ている部分が多少あったとしても
“マヤ暦”の紋章と古代マヤ暦のサインは、まるで違うものだ…というのはご理解いただけたでしょうか？
あ
常に言っているように、こんな風に書いていますが
私、そのメソッド自体を否定してるわけじゃないですよ～(そう見えないかもだけどw)
いろいろ研究されて、独自に定義されていったものはすごいものですよね
でも、それは「マヤ暦」ではないですよね
…って、言いたいのはそれだけでーす。
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