私が“マヤ暦”を学んでいた時に使っていたテキストには
表紙を開くと左右の頁にツォルキン表が載っていました。
テキストは、内容が少しずつチェンジされていき
私が最後に手にしたテキストは
見開きのツォルキン表の紋章のところに
イーミッシュ (赤い龍)
イーク (白い風)
アクバル (青い夜)
カン (黄色い種)
というように書いてあったのだけど、今はどうなのかな?
ちなみに、2010年に私が初めて手にしたテキストは
20の紋章のデザインも違っていたし
紋章のマヤ語の名前の記載もなかったのですよね。
いつから変わったかは記憶が定かではないのですが
確か、13の月の暦の紋章デザインからマヤンオラクルの紋章デザインに変える
という説明は、講座の中でありました。
その時は、紋章デザインが変わるということに対して
「ふ~ん」と思っただけで(笑)
今だったら、いろいろと考えたりするんでしょうけど(笑)
あ、話が逸れました
その、テキストに載っていた「イーミッシュ」や「イーク」
これを私は、『赤い龍』や『白い風』を表すマヤ語だと思っていました。
が…違ったの(笑)
そもそも、私が持っていたテキストに載っていたマヤ名(?)は
ユカタン語の表記みたいです。
伝統的マヤ暦についていろいろと調べると
私が調べているものは「イモッシュ」「イック」となっていて
これはグアテマラのキチェー語。
( * 参考までに、これは私も詳しくはないのですが
比較例として挙げると
メヒカ語では「シパクトリ」となるそうです)
そして、「イーミッシュ」も「イモッシュ」も「シパクトリ」も
『赤い龍』というものではなく
ワニ・トカゲ・サメ・カメ といったものを表しているみたい。
まぁ…こういったところからも
“マヤ暦”とされているものは、古代のマヤの暦ではなくて
ホゼ博士の考案されたものというとがわかりますね…