僕に左目はほぼ失明しています
原因は網膜剥離の手術の
後遺症です
その昔付き合っていた彼女に
平手打ちされました
その次の朝なんか視界が
ぐにゃっとする
飛蚊症というよりは濁った
水を見ているような、、、
すぐに行きつけの眼科にいったら
大きな病院を紹介されて
網膜剥離だと言われ
手術だと言われました
その時点では上半分が欠損しており
眼球は反対に見えるので
下半分の網膜が剥がれていると
いうことです
最初は手術すれば大丈夫なんだろう
と思っていましたが
どんどん不安になってきます
診察から2日後が入院だったのですが
母親が気をつかって喫茶店に連れて行ってくれた
記憶があります
ちなみにこれは40年前の話です
曖昧なところもありますが
許してください
手術は順調でしたが
一番最初の眼球に直接
麻酔を打ち込むという
恐怖は今でも鮮明な記憶として
残っています
痛かったというより
何か重いものをのせられたような感覚です
眼球周りの筋肉を切って
横からアプローチします
仕組みはよくわからないですが
横から入ってくる機材がチラチラと見えます
2時間くらいでしたか
眼球周りの筋肉を塗って縫合して
両目をガーゼで塞ぎます
これが私にはストレスでした
24時間見えている左目も隠されてしまうのです
理由は右目が動かないように
左目を出していると釣られて右目も
動いてしまうのです
術後を見てくれた母親が
あまりにあれがこれがというので
見えないからあれこれというのはやめてほしいと
キレました
情けない17才です
しかしたった1日で左目のガーゼは取られ
とりあえず見えるようになり
一安心しました
入院は大部屋を選んだこともあり
いろいろ目の手術をする人と知り合いになり
正直楽しかったです
その頃から白内障は手術のうちに入らない
と言われており30分くらいで手術が終わってしまうのを
見て良いなあなんて思っていたのを思い出します
これで治ったのならまあ良かったのですが
残念ながら再手術という流れになっていきます
それは次の機会に書きますね
続く、、、