次の日、学校が終わると、すぐに≪響≫にいった。


少し早く着いたがまあいっか…


ドアを開けると昨日とは違い、シーン…としていた。


俺は誰もいないのか?と思って、わざと音をだした。


ガタッ


「誰だっ!」


俺は驚いた。


声を出した人はこの前のおっさんだった。


「あぁ…お前か…少し早かったな」


「すみません…出直してきた方がいいですか?」


「いや、大丈夫だ」


そしてまた奥の小さな部屋に行った。


俺も後ろからついて行った


小さな部屋の椅子に座ると、


「さて、アンケートの結果だが、その前に聞くが明登君は働く気はあるかい?」


俺は迷うことなく


「あります」


そういった。


「いい返事だ、結果は合格だ」


あっけなくそう言われた


「え…ずいぶんとあっさりいいましたね」


するとおっさんは


「わっはっはっは、大変なのは働いてからだ」


「そうですか…」


俺は軽く不安になった。



店の中は、音楽が、ガンガンなっていておもわず耳を押さえた。


おっさんは気にもせずにどんどん奥の方へ行く。


小さな部屋についた。


椅子が4つ、机が1つ、そのくらいしか置いていない部屋だった。


「座って」


男がやっと口を開いた。


俺は座った。


「じゃあ今からチョッとしたアンケートを取って、働いてもらうかきめる。」


俺はアンケート…?と驚いた。


「どんなアンケートですか?」


「それは秘密だ。明登君の答え次第だ」


「は、はい」


俺はがらにもなく緊張した。


1枚の紙切れを渡された。


そのアンケートの中には、心理テストのような内容だった。


(お金は欲しいですか?)


(自分の顔に自信は?)


そんな内容だった。


素直に答えて、落ちてさっそと帰りたい。と思った。


「終わりました」


「見せてみろ」


1分程度紙を見てから、


「明日のこの時刻にまた来てくれ」


明日…とくに用事はない。


「わかりました」


そして、家にまっすぐに帰り、ベットにダイブした。


少しして、考えた。


もしあれで合格だったらどうしよう。


こう思った。


お金は正直いま欲しい。


そして俺は働こう。と思った。

俺はあんなことがあって、ちょっとビビりながらいってみた。


今思うとここが始まりだ


行きたくなかったけど行かなかったら行かなかったらで怖いからだ。


とても華やかな所に、≪響≫はあった。


この間のおっさんがドアの前にいた。


「来ると思っていたころだよ…」


「来いっていったのあんただろ。」


「名前を教えてもらおうか?」


俺は迷ったが、いいか。と思って教えた。


「…宮下明登」


「そうか」


無表情でそう言い放つと、


「ついてこい」


そして、店の中へと行ってしまった


俺はあわててついて行った。