How to ハリウッド -5ページ目

ハリウッドで学んだインナー・ドライブ

ハリウッドで学んだインナー・ドライブ。
インナードライブとはなんなのか?
"Inner Drive"、英語ではよく使われる言葉です。
つまりは「内側から沸き起こる原動力」という意味です。

ハリウッドでなんとか這い上がろうとしていた時
もっとも目にしたのがこのインナードライブである。
それは既に確立されたスターも、
まだこれから這い上がろうとしている人々も皆持っていた。
言い換えればモチベーションであろう。
でも僕の中ではこのインナー・ドライブはモチベーションよりも強いものである。
僕の定義ではモチベーションはあくまでも後天的なもの。
生まれてからいろいろな経験をして身につけていった知識や欲望により形成されるもの。
それに比べてインナー・ドライブその人が生まれ持ったエネルギー、
前進するエネルギーであると思う。
よってその強さは簡単に調整できるものではない。
"You either have it or you don't"
「有るか無いかどちらかしかない」

ハリウッドで成功するもの、
どんなに美しく、清らかに見える人でも
成功した人は必ずやこのインナー・ドライブを持っている。
しかもそれは並大抵のものではなく
例えて言えば、サメ、ライオン並みの本能であろう。
つまりは、自分が生きるためには敵を食う。
この一点に関しては例外はない。

このインナー・ドライブなるエネルギーは僕の知る限りあまり日本では経験できないレベルのものが
ハリウッドにはあった。
本当に驚いたし、体験するまで、接するまではわからなかった。
目には見えないが確実に存在しているものであった。
時には「自分にはそれが足りないのか。。。」と自問自答したときもあった。
自分にあるかないか、いまでもわからない。

でも、これからハリウッドを目指す人、
もしくはアメリカで何か目指す人は、
まず自分の心を覗き込んで
このインナー・ドライブがあるかどうか確認してから海を渡ろう。
最低限人並みはずれたインナードライブが無い限りアメリカでの成功はないと思おう。
持っている人であれば英語が喋れなくても、背が小さくても、必ずチャンスはある。

アメリカは合理的な社会と言われるが、
少なからずハリウッドでは人を判断する上でまず見るのがこの「インナー・ドライブ」である。
以外や以外、この精神的要素を一番大事にするのです。
それは、顔がいくら役者向きであろうが、類まれな才能があろうが、このインナードライブ無くして
成功はないと知っているからだ。
Brad Pitt, Johnny Depp, Madonna, みんなこれを持っている。

インナー・ドライブ。
我々も持ちたいものだ。

Madonna〈マドンナ)は泥棒か?

マドンナ。
世界最強の女性エンターテイナー。
どのようにして彼女は売れ続けるのか。
その秘密はなんなのか。

それは「盗み」である。

何を盗む?
「サブカルチャー」を盗むのである。

それでは彼女の最も秀でた才能はなんなのか?
それは彼女の「アンテナ」である。
つまりは鋭い感性。

マドンナは常にその五感を光らせている。
なにか新しいサブカルチャーはないのかと。
常にアンテナをはっている。

世界どこかで必ず何かしら新しいムーブメントがある。
その原形を創り出すものたちはたいがい純粋なアーチスト肌だ。
つまりはアートを純粋に追求するために追求し、
お金儲けをしようとは考えていない。
彼らは往々にして社会常識に囚われない生活をおくり
その行く末には破滅が待っていることが多い。

マドンナは違う。
彼女はアーチストでありながらビジネスマンだ。
アイディアをお金に換える術を心得ている。
よって彼女はその類まれなアンテナを使い
上記のような人々、ムーブメントを探し出し
いち早くそれを商業化しお金に換えていく。
彼女はサブカルチャーをPOPカルチャーへと変えてしまうのだ。

デビュー前からそうであった。
そして今でもそれは続いている。
彼女は偉大なるカメレオン。
変幻自在に自分を変えていく。

このような話を聞いたことがある。
アーチストはよく慣れ親しんだスタッフと仕事をしたがるが彼女は違う。
前のスタッフをクビにし、常に若くて、新しい感性を備えた人材で周りを固める。
そして彼らから積極的にアイディアを引き出し
それを採用、自分のものにして行く。
大いなるアイディア泥棒だ。

でもそれはそれでいいと思う。
アイディア泥棒なら誰でも出来る。
でもいいアイディアと駄目なアイディアを嗅ぎ分け、
それを「売れる」ものへと換えていく能力はそうそうあるものではない。
マドンナの場合はその能力が突出している。

それに加えて彼女は美貌、カリスマ性、頭の良さ、強靭な精神力、貪欲な姿勢、なども備え持っている。
これ以上最強な女性がこの地球上にいるのだろうか?
そのようにさえ思えてしまう。

あっぱれですよ、マドンナさん。

Tom Cruiseは例外だーそしてお金を回収する男だ

Tom Cruiseは例外だ。
彼はスターの中のスター。
誰も手がつけられない。
Bradd Pitt, George Clooney, Angelina Jolie, etc.
誰も彼にはかなわない。

どんなスターであっても多少なりとも下積みがあるものだ。
Tom Cruiseは無いに等しい。
21歳でRisky Businessの主役に抜擢されてから20年以上トップスタートして君臨している。

しかし何をもって彼を真に「例外」たらしめるのか?
それは彼が必ずと言っていいほどお金を回収するからだ。
は?と思う方もいるかもしれないがこれがTom Cruiseのハリウッドスターとしての地位、
また他のハリウッドスターと一線を画する唯一無二の基準である。

つまりはこういうことだ。
映画を製作するには多額なお金がかかる。
そのお金は投資であり、投資をした映画会社、その他投資家は最低限投じたお金を回収してなお、さらには儲けが欲しい。
映画を作り、その映画が売れて、お金を回収する一番の方法はその映画にスターを出演させること。
人々はほとんどの場合、観に行く映画をその主役で決める。
Brad Pittが出ていればブラピを観に行く。
Johnny Deppが出ていればJohnny Deppを観に行く。
だから映画会社は彼らに多額の報酬を払う。
多額の報酬を払っても、彼らが出演することにより人はその映画に関心を持ち映画館に足を運び、その後にはDVDをレンタルまたは購入する。
映画でお金を稼ぐには出演しているスターが全てなのだ。(もちろん例外もあるが)

でも、しかし。。。
Bradd PittであろうがJohnny Deppであろうがはずれの映画も沢山ある。
え?と思うかもしれないが、彼らのはずれの映画は我々の目に触れないで知らない間に消えてるから気付かないだけで、実際に彼らの出演映画の履歴を見て行くと、「こんな映画にも出てたの?」というのが沢山あることに驚かされる。
つまりはブラピ、Johnny Deppでさえ、映画に投じた最低限のお金を回収出来ずに「赤字」を出す事が多々ある。
それが厳しい現実だ。

その厳しい現実を覆してしまうのがTom Cruise。
彼はほぼ100%の確率でお金を回収する。
これを20年以上やり続けてるのはTom Cruiseただ一人であろう。

例えば映画を作るのに100億円かけるとしよう。
映画会社は映画のチケットの売り上げ、DVD、グッズなどで最低限100億円稼がないとこの映画は「赤字」となる。
この例でいうと、Tom Cruiseの場合、ほぼ確実にこの100億円を稼ぎ出してしまう。
だから映画会社は彼と映画をつくりたいし、また投資家も彼の映画に投資をしたい。
Bradd PittやJohnny Deppの目立った、つまりはヒットした映画しか我々一般人は耳にしないから彼らが出演する映画も同レベルでお金を稼ぎ出してるという印象を持つかもしれないが。。。それは違う。
赤字の映画に沢山出演している。

必ずお金を回収する男、それはTom Cruiseしかいない。

かっこ良さでは無い、人気でもない、アカデミー賞を受賞する事でもない、Tom Cruiseを真にスターに位置づける基準は。。。彼がお金を回収するからだ。

英語では芸能界を Show Businessとも言う。
その言葉を使ってよくハリウッドで言われる事がある。
「我々がやろうとしてることは単なるShow(見せ物)ではないんだ。これはSHOW BUSINESSなんだ」
つまりは単なるSHOWを作ろうとしても駄目だということ。
SHOWとBUSINESSが両方揃って初めて作品として成立する。
この概念無くして、ハリウッドでは通用しない。
実に単純な言葉だが、なんとも意味が深い。

Tom CruiseはShow Businessのスターだ。
本当に凄い。

Viva(万歳)! Tom Cruise!
お前は凄い男だ!