Orange Smoothie -2ページ目

「言の葉の庭」聖地巡礼してきたよ。(千駄ヶ谷駅&新宿御苑編)


こんばんわ。またまた更新でございます。最近、新海監督のことしか書いてませんねぇw

ということで、今回も言の葉の庭の記事です。

しかも、久しぶりの聖地巡礼記事!

6/8に開催された花澤香菜リリースイベントに遠征に行ったついでに、聖地巡礼して来ました!

今回はその模様をお届けいたします。



6/8午前8時半。池袋のネカフェを出発して、新宿御苑に向かいます。新宿御苑は新宿駅が最寄りなのですが、雪乃さんのシーンを撮影するために千駄ヶ谷駅へ。

そこで1枚


うむぅ・・・ずれた・・・。千駄ヶ谷駅のホームです。




時刻表


ホームはこんな感じ





雪乃さんが見ていた景色はこんな感じ。毎朝木村拓哉なんですね()

千駄ヶ谷駅のホームを出るとありました!

本作の象徴的な建物。NTTドコモ代々木ビル



このあと千駄ヶ谷駅から新宿御苑に向かいます


ここからは雪乃さんが歩いて行ったルートですね。


一応映画に合わせて電車も



雪乃さんの自宅近く?





雪乃さんが見ていた景色はこんな感じ。


新宿御苑は近いです。



お酒はダメですよ?金麦飲んじゃ()



券売機もまんまです



園内に入ると自然がいっぱい。新宿とは思えません



案内図もらいました。しばし散策してみます。)「新宿御苑 案内図」で検索すると綺麗な奴が見れます)



画像では見にくいですが、言の葉の庭の舞台の東屋は日本庭園近くにあります。

ありました!


広角レンズがほしい・・・。

見た感じ意外と小さいです。




タカオが初めて夢を語るところ


雪乃さんの定位置。本来は灰皿があるようです。


全体像






どっちが実写か分かんねぇ・・・・w












次回(新宿編)へ続く!




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言の葉の庭 Memories of Cinema/一迅社
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感想:「ハル」を観てきた


こんにちわ。こんばんわ。更新頻度が珍しく多いですね。今回も劇場アニメレビューです。

今回の作品は「ハル」

劇場で予告を見て、少し気になったのと、日笠陽子さんの主題歌を聞きに行くために観にいきました。

あまり宣伝していなかったので、劇場はガラガラ。特にカップルと女性が多かったです。

この作品のキャラクターデザインは咲坂伊緒さんですからね。

知ってる人はしってると思いますが、少女漫画の「ストロボエッジ」「アオハライド(連載中)」の作者の方です。このブログでもアオハライドは取り上げたことがあったかな?

それの影響もあってこのような客層になったのでしょう。


上映開始直後、まっさきに感じだのが「丁寧でクセがないなあ」という印象です。WITStudioの初の劇場アニメーションなのでそこそこ期待はしていましたが、革新的な作画などは見られませんでした。背景などは基本に忠実に丁寧に描いてるといった感じです。

キャラクターデザインに関しては、僕が漫画で見慣れているせいか違和感はありませんでした。

少女漫画嫌いの人はちょっと気になるかも?

しかし、ストーリーはとても良かったと思います。ストーリーは。

劇場中編アニメーションということで、尺が短いのでそれなりに良いストーリーが消化できていないのが問題ですね。

何か意味があって中編じゃなくて予算が少ないから中編になったのかな?と感じてしまうほど、構成はテンポが良すぎて、中身が入って来ませんでした。

もう一度言います。ストーリーの発想は面白いと思います。

その発想を言ってしまうと、確信に迫るネタバレになってしまうので言いませんが・・・。

キャストに関しては全く問題ありません。主人公ハル役の細谷佳正さんのフレッシュな演技はとてもマッチしていました。

ひよっちは言うまでもないね!w

パンフレットも買いましたがサイズも小さく内容もない・・・。1000円orz


とまぁこんな感じで正直微妙です、

まとめとしては、スタッフの経験不足を露呈してしまった作品だなぁ・・・。という印象を受けてしまいました。

WITStudioはプロダクションIGから移籍したフタッフによって作られたものです。

惜しいなぁ・・・。

ちなみに、監督はギルティクラウンの作監みたいですよ。

脚本は野ブタ。をプロデュースやQ10で有名な木皿泉さん。

ここだけ見て決断した人も多いんじゃないでしょうか?w

以上、ハルの感想でした。


咲坂伊緒ファンなら見てもいいかもしれないね!






「言の葉の庭」舞台挨拶&新海監督サイン会レポート


こんにちわ。こんんばんわ。そろそろ暑くなって来ましたね。夏到来ですかね?リア充にとってはいい時期なんですかね。わかりませんが。


前置きはこれくらいにして、6月9日に札幌シネマフロンティアで行われた「言の葉の庭」舞台挨拶・サイン会に参加してきたので早速レポートを書きたいと思います。


この舞台挨拶が行われる前の日。実は東京に行く機会がありまして、言の葉の庭の聖地巡礼をして来ました。(その様子は後日アップできるようにガンバリマス)

聖地巡礼したあとに見るアニメは格別なもんです。

そんなこんなで上映開始。言の葉の庭の感想はこちらに書いてあるので良かったらどうぞ。

上映終了後に舞台挨拶が行われました。

作品が見終わった独特な雰囲気の中、新海監督が登壇。温かい拍手のなか始まりました。

まずは、軽く挨拶で作品を何回見たか?や新海監督の作品をどれくらい見たことがあるか?と言った話題を。

8割くらいが秒速5センチメートル観ていたのは驚きでした。

それからもちろん作品のお話へ。

作品のお話は10分程度だったのですが、その中で印象に残った話を書いていきます。

まずは、劇中で「雨の描写だけで2人の距離がわかるように作っている」ということ。

劇中ではタカオと雪乃の逢瀬のたびに、雨の描写が入るのだが、土砂降りであったり天気雨であったり。雨の表情を作るのはとても楽しいということをおっしゃっていました。



2つ目は、この作品で雨宿りをして欲しいということ。

アニメーションは若い人やアニメファンにとって支えになるものであると感じている。そんな人がこの作品を見て少しでも癒されたり、休んでいける作品になれば嬉しい。と。

3つ目は、この作品を作ろうと思った経緯

まずは、雨と恋の物語を作りたいということから始まったという。
また、前作はジュブナイル作品という、日本を知らなくても純粋に楽しめる作品を作ったのだが、前作で燃え尽きたというかやりきった感がある。そこで今作は尺やフォーマットを気にせずに作った。とのこと。

言ってしまえば、新海監督が今作りたいモノを作った作品が言の葉の庭ということだろう。



ここまで、作品のことをお話くださったのだが何故か新海監督の隣に席が開いている。

なんと主題歌を歌っている秦基博さんがゲストだったのだ。

秦基博さんは大江千里さんのRainをカバーした時の気持ちやテーマソング:「言の葉」を作った時の心情などを語ってくれた。

言の葉はこの作品を見て秦基博さん自信が感じたことや心に残ったことを綴ったものであること。

自分の歌が劇場で流れることは素晴らしいこと。とおっしゃっていた。


あらかた2人のお話を聞いたあとは質問タイムということで、舞台挨拶中に新海書いとくのTwitterにリプを送るとその中から取り上げて、答えてくれるということだった。


その中から少し取り上げよう。

Q.「秦基博さんが新海監督の映画の主題歌を歌いことは今後あるのか?」
A、「是非お願いしたいw機会があれば」


Q、「2人は雪乃とタカオどちらに感情移入したか?」
A、「2人とも雪乃さんだそうな。タカオくんは観ていて懐かしいとのこと」

Q,「2人は雨がお好きですか?」
A、秦基博さん「キライ。髪がくるくるする。学生時代はバスケ部だったのだが、雨が降ると雑巾がけトレーニングがあって嫌だったw」
 新海監督「どちらかと言えば好き。こんな作品を作るくらいだから。自分はフリーランスだから、月曜日の朝に雨が降ると優越感に浸れる」



など、終始新海監督の柔らかい人柄らしくアットホームな感じで進んで行きました。


舞台挨拶の全体としては30分程度でした。

個人的に新海監督のお話が直接聞けるまたとない機会になったのでとても良かったです。
1000円でこれはお得すぎますね。


(サイン会の様子)

舞台挨拶終了後、サイン会のチケットを持っている人はサイン会へ。もちろん僕も参加します。

秒速の絵コンテ集にサインしてもらう方や、小説版秒速にサインして貰う人。一番多かったのは、劇場パンフレットかBDでした。そんななか僕は色紙を持参。色紙は1人でしたw

1人1分くらいは新海監督と喋れたような気がします。もちろん、最後まで一人ひとり対応してくださいました。


直接おしゃべりして、新海監督は優しい人なんだろうなぁ・・・と。すごく物腰が柔らかくて、一人ひとりに「映画どうでしたか?」などと声をかけていました。なんというかクリエイターっぽくないな。とwww(すごく褒めているんですよ?)

ということでもらったサインはこれ!


ぬこかわいい!



ということで以上レポートでした。本当に夢の様な時間でした














感想:新海誠監督作品「言の葉の庭」を観てきた


こんにちわ。こんばんわ。

マキリです。もう1年の半分って早いですなぁ・・・。そろそろ初夏です。

そんな5/31公開の「言の葉の庭」を観てきました。

情報公開時からずっと楽しみにしていた新海誠監督作品。

自分の中では最大級にハードルが上がっていました。

「ほしのこえ・雲の向こう約束の場所・秒速5センチメートル・星を追う子ども」と数々の名作を残し、俺に衝撃を残していった新海誠監督の作品なんだから面白くないわけがない・・・と。

予告編公開のときも「孤悲」の物語ということで、まさに新海監督節全開の作品。

そんなこんなで、公開日に観に行ってきました!

5/31の朝一で!

平日だったのかもしれませんが、30人強が観に来ていました。札幌だとこんなもんですかねぇ。

会場前に物販購入。

パンフレットと劇場先行BDを買いました。

右は劇場限定スリーブケースみたいです。

あと先着でサイン会整理券ゲット!

どうやらもう一回観に行くことになりそうです。

物販を済ませ、いざ上映


まずは同時上映の「だれかのまなざし」

新海監督お得意のショートムービーです。

しかしコレの質量が重すぎる。

これはざっくり言うと「猫と娘と父親」の話なのですが、何が忘れている大事なものを思い出させてくれる作品です。もうこの時点で僕は涙ぐんでました。最近色々つらいのですw

開始10分のジャブでこんなにも衝撃を食らってしまった・・・。

しかし、本編はこれから。一体どうなるのやら




と考えつつも、本編突入。





やはり今回もPhotoshopを使った書き込みは健在。というより数段グレードアップしています。

今回は雨の日に物語が展開していくので、当然雨粒を書かなきゃいけない。そのひと粒一粒・1コマ1コマに作画班の息吹を感じました。

秒速5センチメートルのような「晴れたの日の描写」が少ない分、彩度が低い画面にならないかなぁ・・・。と憂慮していましたが、そんなのは杞憂でした。

やはり新海作品恐るべし。圧倒的な作画力を魅せつけられてしまいました。

しかし、作画やPhotoshopの書き込みだけで終わる新海作品ではありません。

今回の作品の肝はずばり「音響」にあると感じます。

新海監督のインタビューやキャストインタビューで、聞いてる方もいると思いますが「環境音」がすばらしい!

ただ「雨の音」ではなく、雨雫一つ一つが傘に当たる音・葉っぱに当たる音・水たまりに当たる音・アスファルトに当たる音etc・・・。

映画館の7.1chサウンドを存分に生かしたものになっています。

僕自身2回見ているのですが、2回目は思い切ってところどころ目をつぶって観ていました。

それくらいに音響効果が素晴らしいのです。

あたかも本当にアメが降っているような音に囲まれて、新海監督渾身の絵が動く。

これだけでも十分に観に行く価値があるとは思いませんか?

もちろんそれだけで終わるわけではなく、ストーリーも濃厚なものになっています。

新海作品特有の少ない人数に絞って、個人と個人の話で展開していくストーリー。

劇場は正味50分なのですがその短さを感じない、密度。

そして、50分の長さも感じさせない、テンポの心地よさ。

本当に「気づいたら映画が終わっていた」

そんな体験をさせてくれる作品です。

気持ち悪いことに僕は映画が終わってから、10分ほど立てませんでしたw

見終わったあとは、金属バットで殴られたような衝撃梅雨明けのような清々しさが残っています。


そして、キャストも豪華。僕の大好きな花澤香菜ちゃんではないですか!

なんて公開前には考えていたのですが、そんな声豚精神を吹き飛ばす作品力でした。

言い方を変えれば声に食われないストーリーというのでしょうか。

もちろん演技は素晴らしかったです。AURAで見せてくれたような渾身で等身大の演技はひとつの違和感も見られません。むしろ、花澤香菜さんしか許されないと錯覚するようなキャスティング。

もちろん入野自由さんの高校生の役もハマっていて、思春期特有の悩みやコンプレックスが声にこめられていました。


 また、この日は大学をサボって見に行ったので、より感情移入してしまったのかもしれません。

これから行く人は仕事や学校をサボって観に行くといいかも(?)





(映画を見終えて)
歴代の新海誠監督作品は全て素晴らしいですが、今作は軽くそれらのクオリティを凌駕している。

新海ファンには、たまらない作品「言の葉の庭」ぜひ見に行って見てはいかがでしょうか?

また、新海誠なんて知らないよ!という方。一度でいいから劇場に足を運んで見ませんか?

きっと素敵な体験ができると思います。


正直、劇場で2回・BDで2回見ているのですが、いまだに僕の中に落ちてこないくらい作品スケールの大きいものです。


そんな「言の葉の庭」絶賛公開中です!


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後日サイン会のレポート(出来たら舞台挨拶の記事も)うpしたいと思っているのでよろしくお願いします。その時の記事ではもう少し内容に突っ込んだ記事にしようかなぁ


感想:「AURA~魔竜院光牙最後の戦い~」を見てきた。


こんばんわ。こんにちわ。

鬱々しい春です。新学期です。

新しい環境に順応するというのは気力と体力を使うもので、なにかと疲れますね。

そんなテンションの下がる前置きはおいておいて、さっさと感想へ行きましょう。


AURA~魔竜院光牙最後の戦い~(公式サイト)
http://www.maql.co.jp/special/aura/index.html

この映画は前情報なしで見に行きました。

見に行ったきっかけは、アニメイトに広告ポスターが貼ってあったから。

それと主演が大好きな花澤香菜さんということで。


それでも、見に行く直前の電車の中で公式サイトくらいは見ます。

そこで、見慣れた名前が。そう、「田中ロミオ」氏の名前が。

言わずと知れた名作、「クロスチャンネル」や「家族計画(田中ロミオ名義ではない)」のメインライターです。

これで俄然、楽しみになった!とか言いつつ劇場へ。


~開始5分~
最近こういうセカイ系無いから良い感じじゃね?



~直後~
最近流行りの厨二病系かい!!





とまぁこんな具合でいきなり肩透かしを喰らいました。

しかも、キャラデザも10年前か?っていうデキ。

アップのシーンはそこまでひどくないんだけど、日常風景の作画がちょっと・・・・。動かないし、崩れてるし。



とまぁこんな具合でのっけから萎えてたわけですが。

いつの間にか、話に引き込まれている自分が居ました。






どこにでも存在するスクールカースト。

目立ちたいけど正攻法じゃ納得出来ない妄想戦士(ドリームソルジャー)。

過去にいじめられた経験を持つ主人公。

そして、主人公の過去に重なる行いを繰り返すヒロイン佐藤良子。





さすが田中ロミオ氏といったところでしょうか。

人間味あふれるキャラクターが素晴らしかった。

「ありえない」けど、「絶対にない」とは言い切れない学校生活の形がそこにはありました。

中二病系は一歩間違えば間延びするし、独りよがりになってしまう。

それをまとめあげた、岸誠二監督。

この人の作品のテンポの良さは天下一品ですな。

中二病特有のコミカルな感じと鬱屈とした感じが良い感じに混ざり合っていました。



そしてキャラデザも終わってみればよかった。

多少に古臭さはあったものの、ヒロインの柔らかそうな体が表現されていてとても良かった。(それ以外は・・・まぁね。目をつぶりましょう)

田中ロミオ氏に適合したキャラデザだったのかもしれませんね。


画作りもところどころ首を傾げるシーンも有りましたが、なかなかでした。

主人公とヒロインのシーンもよく作りこまれていていましたし、シナリオを邪魔していませんでした。

そして一番強く印象に残ったこと。


それは・・・・



花澤香菜、恐ろしい子っ!!


正直、終盤の演技には息を呑みました。

(ゼーガペインの頃から成長したなぁ香菜ちゃん)

この映画のヒロインは花澤香菜でしか成し得なかったでしょう。

キャラクターとの相性抜群です。ここまで役にハマっていたのは久しぶりに見ました。

ヒロインの柔らかい感じや終盤での自分の思いを吐露するシーン。

もう、これでもか!というくらいに花澤香菜ボイスを堪能しました。

これが違う声優だったら、糞アニメ映画だったわ!と書いていたかもしれません。

それくらい演技力で乗り切った映画になっています。


4/23 マキリ


                  
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そんな感じでAURAの感想はいかがでしたでしょうか?

一言でまとめるなら、「極上のB級アニメ映画」でしょうか。

見終わったあとには、なにか考えさせられるものがありますよ。

中二病系はちょっと・・・・って言う方も、一度観に行ってみてはどうでしょうか?

田中ロミオ氏の懐の深いシナリオと花澤香菜さんの演技力に酔いしれる1時間半を過ごせるでしょう。


ということでAURA感想でした!

原作買ってみようかなぁ。




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