STORM ARASHI クランクベイト | Tight Lines Fishing & Tactical Gears

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これまで完全にスルーしていたのにふとした事から気になって購入する(してしまう)、そんなルアーってないですか?

それがこのストームのARASHIクランクベイトでした。

STORMという名のブランドが出すルアーの名前がARASHIだなんで、最初は何の捻りもないんだなとw

スクエアリップ(Square 3")は固定ウエイトでサイレント仕様。ラウンドリップ(Deep 10")の方はタングステン内臓?
って思えるようなずしっっと来るようなウエイトが入っており、それが重心移動する仕組み。

めっちゃキャストしやすかったです。

 
このルアーで特筆すべき点は何といってもラインアイが可動式になっているという事で固定されておらず左右に
グラグラと動きます。これが最大の特徴でStormのWebによると、「このラインアイが可動式になることで
自動起動修正装置が発生。超高速リトリーブでも水面を飛び出さない安定した直水スイミングを生み出し、障害物に
接触しても元に起動に戻ろうとすることでタイトなトレースを可能にする。」
 
フックアイはフロントもリアも横アイでフックの可動を最大限に引き出す仕組み。
っという事で実際使ってみると確かに超高速リトリーブでも安定したスイミングだし、障害物にあたってもムーンサルト的な
動きではなく、障害物に張り付きながら泳いでくるといった感じ。ウエイトが可動するのでバランスを崩しやすいのかなと
おもってましたがそんなことはなく、思ったところを通してこれる、そんなルアーです。
時間がなくスイミングテストだけで終わりましたがこれは久々使える!千鳥アクションはしない、別の意味で私の好みに
合ったクランクが見つかりました★  それでもまだイマカツのIK180と250には劣りますが… 
 
 
んで、なぜこの可動式ラインアイに惹かれ、自分が求めているクランクかも?と気になって購入したかと言うと、
このルアー達の存在であります。
 
見たことない方たちも多いのではないかと思いますがオーストラリア製のHALCO(ハルコ)というブランドの
ルアー達です。
このルアー達のラインアイを見ていただきたいのですがARASHIと同じく可動ラインアイでグラグラと左右に動きます。
プラ製ですがルアー自体はめちゃくちゃ軽く飛距離が出にくく、風があると結構大変。しかし、これらルアーの動きが
バツグンなのです。超高速リトリーブでも猪突猛進の様にきちんと泳ぎ全然バランスを崩さない。根掛かりしても
ボーン素材もあって浮力がかなりあるのでリトリーブを止めるとスコーンと浮き上がってきます。
超高速リトリーブ対応なのはやっぱりこの可動ラインアイにあると思います。それもそのはず、オーストラリアでは
バラマンディー等を狙う時はキャスティングだけではなくトローリングを行うこともあり、高速対応が求められている
訳なのです。
 
他にもこのReidy’sというオーストラリアンルアーも同じシステムが使われています。
個人的にこのARASHIの可動ラインアイはこれらオーストラリアンルアーにインスパイヤされたのではないかなと
勝手に思ってます。いや、きっとそのハズw
 
 
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