とらやは今夜も呑むのです -5ページ目

呑兵衛はどこかおバカなのです 2017 その2

さて、横浜の姐様&とらや夫婦の野毛呑みの二軒目であります。
横浜の姐様の馴染みのお店へ、お供させていただこうじゃありませんか。
野毛『ウミネコ』さんであります。
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表通りからの『ちょっと引っ込み感』がステキじゃありませんか。
人が
一人やっとすれ違える程の道幅がココロ躍らせるじゃありませんか。
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姉様曰くの「粋な暖簾」をくぐらせていただきましょう。
本日の口開けでのお伺いとは呑兵衛冥利に尽きるのであります。
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銘柄は失念しましたが、辛口のキリッとした冷酒が染みるのです。
お通しの冷奴が美味しいのです。良い呑み始めじゃありませんか。
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お刺身は盛っていただきましょう。ピンとした切り口が嬉しいのです。
日本酒がススむのであります。早速のお代わりをいただきましょう。
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ホタルイカの旬の終わり、ウドは旬のはしり、交代のひと品なのです。
季節の変わり目を愉しむ小鉢であります。嬉しいじゃありませんか。
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金目鯛の煮付けの炊き具合もバツグンと存ずるのであります。
さすがに姉様のお馴染みのお店であります。ハズレ無しですなあ。
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サクッ、カリッ、ムニュ、かき揚げは食感が命と心得るのであります。
呑める一品じゃありませんか。お代わりが必至の美味しさなのです。
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とらやの横では「女子トーク」ならぬ「姉妹トーク」の真っ最中なのです。
夢中で呑み喰いしていて気づきませんでしたが、それもイイじゃありませんか。
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かなり呑んでしまったようであります。日本酒の写真が残っておりません。
いつの間にか長時間で根を張って呑んでおりました。予定が総崩れなのです。
しかし、これでイイのであります。愉しく、美味しいことが重要なのです。
「さて、そろそろ移動をスルのも一興かと・・」
「おバカがまともなことを言ってる~。にゃはは~」
「そうさね~。カシを変えようかね~。へへへ~」
全員、デキあがっているようです。ゴキゲンじゃありませんか。

美味しかったでありますよ! ごちそう様であります!

「ヤバダバドゥ! 皆さん、呑んでますか! 呑めば分かるさ。コノヤロ~~!
アゴはシャクレでご唱和くださ~~い! このバカチンが~~!」

「虎の字、どうしたんだい?」
「このおバカは時々『下手マネ』状態になるんですよ。にゃはは~」
「ここは天下の往来だよ。困ったもんだねえ~。へへへ~」
「構ってやると延々とやってるから、厄介なんですよ。にゃはは~」
「あ、そ。じゃあ、放っておこうかね。カミさん、着いといで」
「ハイ! 姐様!」
「おっと、この取り残された状況でも、呪文を覚えた私がいるよ・・」
「ムロツヨシは旬だけど、そのネタは古いぞ~。にゃはは~」
「やっぱり、ムロアジは干物が良いよね~。へへへ~」
「姐様の駄洒落の方がずっと面白いぞ~。にゃはは~」
とらやは取り残されまいと、ネコ科シスターズの後を追ったのでありました。