私は野球(に限らないが)をやる上で至らぬ点を教えてもらうというスタンスでやっている。何かを一所懸命にやろうとする時、必ず壁やピンチにぶつかる。試されていると思うようにしている。
だから試合前、試合後にはグランドに一礼する。「今日も至らぬ点をお教えください。」「今日も教えていただきありがとうございました。」と念ずるのである。
長岡大手の生徒たちはピンチに動ぜず、勝ってもチャラチャラしないのはそんな考え方があるから。
今年の冬は鈴木大地長官の言っていることを忠実に守った練習。つまり土日は休み。全体練習は例年の2割程度。
それでも肝心な部分は日常で鍛えている。さぁ、どんなチームに仕上がってきたか。一番寒さが厳しい時期だけど試されていて、春になればまたそこで試される。試される裁きの場をありがたいと思える人間力を求めて行く。