『藤川初代ホールド王も笑顔無し』

今年の働きにふさわしい勲章だ。阪神の藤川球児投手（25）が23日、セ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞を確定させた。広島戦（倉敷）の8回無死一塁から登板。2死から代打森笠に適時打を許したが、9回桧山の勝ち越し打で6勝目が転がり込んだ。今季のホールドポイントを49とし、2位以下に逆転される可能性がなくなった。ちょっぴりほろ苦い初タイトル確定だったが、ここまでを考えれば思い切り胸を張ってもええで、球児。

今どんなに打たれても、身を削って重ねてきた数字の偉大さが揺らぐことはない。シーズン最多登板と同時に、標的にしていたタイトルを藤川が手に入れた。

おめでとう！！