タカの渡り-12-
雲海を見に来て、そのまま、タカの渡りの観察にチェンジしました。
まず最初に来たのは、
「ハリオアマツバメ」
この前、きらら浜自然観察公園で教えたもらった鳥です。
山の向こうの峰を「ハチクマ」らしきタカが上昇気流に乗って円を描いていたので
山の反対側から出てくるのを双眼鏡を覗きながら待ってたら、、、
「ハリオアマツバメ」が出てきました!
すると、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
どんどん、出てきます!!!!!!
凄い数です!!!!!!!!!!
丁度、この場所の真上!
"gachan"の頭上に、沢山の「ハリオアマツバメ」が集まって円を描いています。
ざっと、数えても100羽以上います。
グルグル回っています。
その内に、南の方向へ飛び去って行きました。
「サシバ」や「ハチクマ」なんかのタカは、明らかに西に向いて飛び去りますが、
この「ハリオアマツバメ」は南に向いて行きました。
何でだろう?
で、「ハリオアマツバメ」について調べてみました。
冬になると、ニューギニアやオーストラリアの方に行って、越冬するらしい。
飛びながら寝る!なんて事も、情報としてあるようです。
そして、水平飛行速度が最速!
「ハヤブサ」が速い!って言っても、それは獲物を襲う時の急降下の話で、
普通に飛んでる速度は「ハリオアマツバメ」が一番速いんだそうな。
どうりで、カメラで追っても、中々、追いつきません!
本当に凄い速さです。
で、タカの渡りの観察を始めた頃は、ただ、単純に空を見上げていました。
そうすると、急に視界にタカが現れるんです!
でも、この前「ハチクマファンF」さんと一緒にタカ柱で感激してから、
双眼鏡を買ってしまいました。
で、今は、双眼鏡で向こうの峰の方を見たり、反対側の空を見たりしています。
向こうの峰を見ていると、山陰からタカが出てくるのが見える時があります。
ちょうど、こんな感じ!
ここから、上昇気流に乗って円を描きながら上に上がって行きます。
そして、山の尾根を越えて、反対側に出てきます。
こんな感じで出てきます。
目の上の白い眉がカッコイイです!
向こうの峰の裾の方で、カラスがタカに喧嘩を売っています。
カラスより随分大きいような気がします。
タカは、喧嘩を買う気は無いようです。
でも、カラスはシツコク付き纏っています。
よほど、喧嘩を売り付けたいようです。
タカは、喧嘩を買う気が全く無いので、逃げ出してしまいました。
皆さんも、しつこい勧誘はキッパリと断る勇気を持ちましょう!
でも、このタカは何でしょう?
翼の後がかなり膨らんでるし、カラスよりかなり大きいような気がするし、、、、、
このタカは、「クマタカ」でした!
結局、今日のタカの渡りは、ハチクマらしき大型のタカが1羽とハイタカ、ハチクマが8羽で合計9羽確認しました。
それと、ハリオアマツバメが無数!数え切れないほど、飛んでった。
山から下りて、田圃の中で白鷺が優雅な舞を見せてくれました。
田圃の畦には曼珠沙華が咲き誇っています。
チャンチャン。
では、